- 2016-9-19
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こんにちは、中西です。
つくづく「大学受験」って不思議な
イベントだと思います。
第一志望の大学に合格するために、毎日
何時間もみんな必死で勉強しているのに、
その目指している大学に行く意味・メリッ
トを答えられる人が非常に少ないと。
「○○学を学びたいから大学へ行くんです!」
というのが一番無難な模範回答かもしれ
ません。でも“建前”に近いでしょう、そんなの。
もちろんすでに将来の職業を決めていて、
その職業に就くための明確な目的があって
その○○学を学ぶならいいと思いますよ。
絶対に医者になるから医学を学ぶ、弁護士
になるから法律学を学ぶ、先生になるから
教育学を学ぶ。すばらしいと思います。
しかし大半の受験生は将来の職業なんて
見えていません。高校時代や高校卒業時点
でそんなものが見えるわけが無いのです。
よって大学受験で選択する志望学部は、
“とりあえず”“なんとなく”
“イメージで”“よさげだから”
“たぶん面白いだろうから”
・・・・ぐらいの理由で選択することに
なります。
はたしてそんなふわっとした感じで、
これから4年間も学ぶ専門の学問を決めて
いいのか?
・・という基本的な疑問すら、大半の学校
や塾ではスルーされます。
そんなふわっとしたイメージで学部を決め
ていいのだとしたら、なぜそれでもいいのか?
ダメだとしたら、なぜそういう決め方はダメなのか?
そもそも、なぜ大学に行って学ばなければならないのか?
・・・・これらの、私に言わせれば
【超ド級に基本的な問い】についてすら、
なぜか知りませんが誰も答えてくれないと。
もしあなたの近くにそういった問いにしっ
かり、明確に、わかりやすく、現実的に、
答えてくれる大人がいたら、宝くじに当た
っているぐらいの稀有でラッキーな環境にいます。
普通は、誰もそんな基本的な問いにすら
答えてくれません。もっといえば、「答え
られない」のかもしれませんが。
いずれにしろ、そういう環境が世間の高校
生・大学受験生・大学生のスタンダードです。
たとえば、今の時代状況が見えていないの
に、なぜ「大学に行った方がいい」と言え
るのでしょうか。
先日もちょっと書きましたが、
「大卒の就職率が23年ぶりに75%」
なんてニュースが話題になっています。
これだけ見れば若者(現高校生・大学生)
の未来は明るいように見えるわけです。
しかし一方で、「就活をやり直したい」と
後悔している人が49%もいると。つまり
会社を辞めたがっている若者が2人に1人も
いることになります。
また、それを裏付けるかのように、大学を
卒業したあとの3年間で会社を辞めてしま
う人も3人に1人もいるのです。
こんな状態で、「若者の未来は明るい」と
言えるんでしょうか。
就職率が23年ぶりに75%まで改善した理由
は、ハッキリしています。
人口比率のもっとも多かった団塊の世代
(現在の60代~70代前半あたり)が、この
数年で一斉に定年退職していったからです。
結果、生産年齢人口(働ける人の人数)の
割合が一気に低下していったため、あらゆ
る業界で「人手不足」が起こったということです。
人手不足だから、どの業界も若者をどんど
ん採用する。そのおかげで就職率がどんど
ん改善している。まるで好景気の時代に
突入しているように見えます。とても素晴らしい!!
・・・本当に、そうですかね?
・・・本当に、それって若者にとって
素晴らしい状況なの?
いっけん景気が良くなっているように見え
ますが、実質賃金(収入)は全然回復して
ません。実質消費も一年近く連続で下落し
ています。つまり若者は貧乏なまま(;д;)
一方で企業は内部留保(企業の貯金)を
過去最高レベルに貯めまくっています。
つまり企業にはお金が余っているのに、
それを社員に還元してくれないんですよ。
なぜなら、全国の社長さんがみんな
「まだ景気がどうなるかわからない」
と考えているから。社長さんは今後の景気
に不安があるから、会社に貯金を貯めてい
る。社員はかわいいけど給料を上げられない。
だから若い社会人は総じて経済的に苦しい。
人口構造のおかげで「人手不足」になって
就職はできたけど、毎日が苦しい生活。
だから「もう会社辞めようかな」と2人に
1人くらいが本気で悩んでいる。
これが現在の状況です。
そんな時代に受験生時代の1年間、そして
受験勉強と受験に費やす多額のお金、入学
後に何百万円と4年間・・・そんな膨大な
時間とお金と労力を費やしてまで、
場合によってはそれに数百万の借金(奨学
金)をさらに抱えてまで、高校卒業後に
すぐ働くのではなく、大学に進学する。
高度成長期やバブルの時代ならまだしも、
こんな時代に
【 本当に大学に進学する意味ってあるのか? 】
ということなのです。自分なりにでも、
その問いをクリアできていますか?という
ことです。
私も大学時代に数百万の奨学金をもらって
いましたが、奨学金の返済って本当にマジ
で大変ですからね。
この時代にそれだけの借金を背負う必要性
がそもそもあるのか、という話。
こういった基本的な、でも誰も答えてくれ
ない問いについての私の回答を、約3時間
かけて、超具体的に、現実的に、すべて
語り尽くしたのが
です。
世間のニュースをどれだけ見ても、大学の
ホームページをどれだけしっかり読み込ん
でも、絶対に行き着くことができないタイ
プの情報というものがあります。
ひらたく言えば“本音のぶっちゃけトーク”
というやつです。
それを「大学生活パーフェクト攻略法」で
は語り尽くしました。だからサブタイトル
が「ヤバいくらい本音で語る大学論」なのです。
このサブタイトルには偽りなし!という
自負がありますが、もし「偽りあり」だと
思ったら、返金申請してください。今回は
90日間全額返金保証をつけましたので。
あらゆる戦いにおける原則ですが、
情報を制するものが戦いを制します。
受験も同じで、
「情報を制するものが受験を制す」
です。
しかし、受験を制するための“情報”とは、
勉強テクニックだけでは無い
ということなのです。
それではまた。
▼「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバいくらい本音で語る大学論~」
(PDF版からリニューアルしました)
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P.S
正式には今朝の10時から申込みスター
トでしたが、申込フォームを早めに
設置しておいたら、なんと数十人の方が
フライイングで申込みされてビックリ
しました!
こんなにフライイング申込みがあった
のは過去に例が無いです。他の教材も
含めて。。
それだけ興味を持っていただいている
方が多いということで好意的に解釈さ
せていただきました(笑)