- 2015-7-23
- 勉強を楽しむテクニック, 未分類
こんにちは、中西です。
少し前に、
OCPメンバーさんの
“ある取り組み”
がちょっとした話題に
なっていたことがあります。
そのメンバーさんは、今週のテーマ欄に
「毎日楽しい気分ですごす」
と書いていたのです。
まあこの言葉だけご紹介しても
わかりにくいかもしれませんが、
そのメンバーさんはふだんから
とてもエネルギッシュに
日々の目標(Todoリスト)を
ガンガン達成して行ってる人なのです。
そんな人が、今週のテーマとして
「毎日楽しい気分ですごす」と掲げ、
そればかりか、
日々のTodoリストの中の
1つのタスクとして
「楽しかったか」
という項目まで入れていました。
これは非常にユニークです。
つまり、その日1日が
「楽しかった」
ならその項目は達成で○になり、
楽しくなかったなら×となるわけです。
今週のテーマにするならまだしも、
このような内容を
毎日のTodoリストに入れてしまうのは
かなり変わっていて、
私はそんなTodoを作っている人は
初めて見ました。
私の拙い文章力では
OCP内の爽やかな空気感が
まったく伝わらないのが悲しいのですが(。´Д⊂) 、
このメンバーさんの取り組みに対する
周りのメンバーからの評判も良く、
ずいぶんと爽やかな
雰囲気になっていました。
私がこの「楽しかったか」という
Todoが秀逸だと思うのは、
その項目が入っていることによって、
自動的に一日中
「自分は1日を楽しめているか?」
を意識せざるを得なくなるからです。
1日の終わりにそれをチェック
することが決まっているわけですから、
当然ながらそれを頭の片隅で
意識しながらすごすことになります。
ちょっと想像してみてほしいのですが、
1日のTodoリストの中に
「楽しかったか」という項目が入っていて、
それを1日の終わりにチェックする
ことになっていた場合(さらにOCPのように
それが周りの人に見られている場合)、
その項目を達成するために、
1日の一瞬一瞬において
「この状況を楽しもう」
という思考回路になりやすいのです。
そうしないと達成できないから(笑)
ある状況が
「楽しいか」「楽しくないか」
なんて、自分の解釈次第で
どうにでもなります。
汗を流してハアハア言いながら
ジョギングしていても、
自分が「楽しい」と思えればそれが
脳の中では事実となります。
昨日のメルマガでも
「『勉強時間の壁』は、実は心の問題」
という話をしましたが、まさにこれも同じで、
「勉強が楽しいかどうかは、自分の心が決める」
ということです(なんか相田みつをぽいですが(- -))
1日の勉強は苦しいと思えば苦しいですが、
「楽しくやれてるか?楽しめるはずだぞ!」
と思っていれば、
「勉強の楽しい要素」
を脳が見つけ出してくれるわけです。
その要素について具体的に知りたい方は、
こちらの記事をどーぞ(^^)
だから、
「どういう問いを立てるか」
というのはとても重要なのです。
その「問い」によって、
脳が半自動的に、その問いの正解を
見つけようと動き出すからです。
このあたりについては以前脳科学の某先生も
脳の性質として解説されていました。
「楽しかったか」
というシンプルな問いは、
実は毎日を半自動的に楽しくする、
マジックワードだと言えるわけですね。
長いようで短い夏休みがスタートしましたが、
この夏休みを苦しく辛いだけの
“刻苦勉励”
の夏休みにするか、
それとも、深刻にはならずに真剣になって
“日々是好日”
として毎日を楽しめるかどうか、
これはひとえに
“自分の気持ち次第”
でどうにでもなると言う事です。
受験の天王山、どうせなら楽しんで下さい。
「真剣さ」と「楽しさ」は両立できますからね。
それではまた。