- 2014-5-16
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今週は、いくつもの事務作業に忙殺されていました。
私の場合、こういう山が年に何回かあります。
こういったふだんより忙しいときに感じることが、
毎日やらないといけないルーチン作業を
いかに効率化するか、ということですね。
このルーチンを効率化するときに
私がつねに考えているのが
【 アクション数 】
というものです。
つまり、ある目的を達成するために
どれくらいの数の動作(作業)が
必要になるか、その個数を
厳しくチェックするわけです。
たとえば、ちょっと前に
私は執筆専用の「ポメラ」という機器で
メルマガを書いているといいましたが、
この場合、執筆からメルマガ配信までの
アクション数は、かなりの数になります。
たとえば、数えてみると、
1、ポメラの電源をつける
2、ポメラで執筆
3、ファイルタイトルをつける
4、ポメラ内のフォルダに一時保存
5、USBコードを取り出す
6、USBコードでポメラとパソコンとつなぐ
7、パソコンでポメラのフォルダを開ける
8、ポメラの原稿を開ける
9、ポメラの原稿をコピー
10、ブログの記事欄に貼り付け
・・・・などなど、これ↑でも
かなりはしょっているのですが、
ブログ記事になる直前までにすでに
10個のアクションがあるわけで、これを
「アクション数が10」と表現します。
このように1個1個の動作を確認して
その動作の数(=アクション数)を確認し、
それぞれの動作の必要度合いを
チェックするのです。
で、忙しいときは
絶対に必要なもの意外は
一気に省いてしまうと。
(ちなみにこの原稿は1~10を
すべて端折って書いています(笑))
もちろん、ふだんなら上のアクション数でも
それを補ってあまりある
メリットが私にはあるのですが、
時間が無いときは、そこをカットするわけです。
受験生でも、まったく同じ。
勉強になかなか取り掛かれない
という人は、
【 勉強に取り掛かるまでのアクション数 】
が、やたらと多くないか
一度じっくりチェックしてみてください。
朝起きづらい人、夜寝るまでに時間がかかる人、
お風呂に入るのがめんどくさい人、
整理整頓がめんどくさい人
・・・などなど、とにかく何かがめんどくさい
と感じるときは、そのアクション数の
チェックをしてみてください。
たいがい、「余計なアクション」や
「必ずしも今やる必要が無いアクション」が
いくつか入っていますから。
アクション数が多いほど、
心理的負担が大きくなりますからね。
というわけで、時間が無くて大変なときや、
新しい習慣をバッチリ身につけたいとき
などは、ぜひこの
【 アクション数 】
を強く意識してみてください。
そして、なるべくその数を減らすよう工夫して
心理的なハードルを下げてしまうことが
目的を楽に達成するポイントです。