- 2012-4-7
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ずーっと家で勉強している宅浪の人をのぞいて、
ほとんどの人は、毎日学校なり塾なりに移動すると思います。
人によっては、学校、塾の自習室、図書館、カフェなどを
ハシゴしまくるようなノマド(遊牧民的)な
タイプもいるかもしれませんね。
いずれにしろ、あなたがもし日中移動することが多いなら、
勉強の集中力にかなり影響する、
見落としがちな要素があります。それは、
【 カバンの重さ 】
です。これによって、勉強のやる気まで
左右されることも多いのです。
カバンの中に、教科書や辞書やノートや参考書など、
中身がたくさん入っていると、かなりの重量になります。
あまりにも重い場合は、それだけで
たとえば「自習室へ行く」という気持ちが萎(な)えたりします。
結果、「移動=しんどい」というイメージができあがり、
さらには「移動=しんどい=勉強がつらい」という連想が、
無意識レベルで出来上がってしまうわけです。
実は勉強がしんどいわけでも、移動そのものがしんどいわけでもなく、
原因を突き詰めていくと、単に
「カバンがやたら重い」
のが、やる気を削(そ)いでいる原因だった、
なんてことは珍しくないです(*_*)
私も経験があるのですが、カバンがあまりにも重い時というのは、
余計なものまで「これももしかしたら使うかも」と思って、
詰め込んでいることが少なくありません。
その「もしかしたらいるかも」のせいで、
本来の必要なだけの重さの2倍以上
の重さになっていることもあります(;`O´)。
数々の大手CMを手がけたクリエイティブディレクターの
佐藤可士和さんは、自分のカバンの中身を1個1個、
「これは本当に今日持っていかないとダメか?」
と念入りにチェックして行ったところ、
なんと持ち運ぶ必要があった物が1個も無くなったとか。
で、その後は移動が手ぶらになって
めちゃくちゃ行動力や仕事のやる気が生まれたそうです。
とくに高校生・受験生であれば、テキスト類は紙ですから、
余計な物まで持ち運びをしていると、かなりの重さになります。
そんなことで、やる気がわずかでも削がれていたらバカバカしいです。
少しでもカバンが重いと感じる人は、
一度中身を1つ1つチェックして、
「本当にこれは今日持って行かないとダメか?」
と念入りに確認してみてください。
そして「今日絶対に必要なもの」だけに絞り込むようにしましょう。
カバンの中身が減らせれば、
自習室なり図書館に行くのも軽快ですし、
到着後も元気な状態で勉強をスタートできます。
もちろん勉強の生産性にも激しく影響を及ぼしますので、
移動するときは、カバンの中身は極力軽くした上で、
目的の勉強場所に行くことをおススメします。