- 2014-8-28
- 睡眠効率アップで集中力UP, 起床報告プログラム
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
現在、メインのOCPとは別に
期間限定のスピンオフ企画、
「OCP夏合宿」と「起床報告プログラム」
を同時に動かしています。
それぞれの参加メンバーから
感想を頂きましたのでご紹介。
以下、夏合宿に参加のK君より。
合宿2日目の報告から抜粋。
—————————————-
今日はOCP合宿始まって以来初、
予定を完璧にこなすことができました。(^O^)/
とても達成感があって嬉しいです。
自分にとって○○○は先が見えず、
成果のだしにくいものであると感じていた故、
やる気に欠ける時もありました。
しかし、OCPを通して行動量が増え、感じたことが、
「努力を続けていけばきっと大きく成長できるはず」
という確信です。
行動していけばやはり、道は開けてきます。
これからも、挫折しそうなことがあっても
上記の事を思い出して、努力を継続していきたいと思います。
—————————————-
まさに2~3日前のメルマガにも書きましたが
「努力を続けていけばきっと大きく成長できるはず」
という“確信”を持つことは、超大事です。
次は、起床報告メンバーの女性から。
—————————————-
起床報告を始めてから
「自分の失敗しやすいパターン」
がよくわかるようになってきました。
前の私は反省してるつもりだけで
全くできていなかったんだなと思います。
寝坊してしまったときの悔しさと恥ずかしさは
個別にメールで報告するようになってから倍増しています。。
8月末までだと思っていたので
9月も継続できるのがすごくうれしいです!!
安定して4時に起きられるようになります!!
これからもよろしくお願いします(*^-^*)
—————————————-
この方は、毎日3時半~4時頃に起きています。
参加メンバーには、3時台に起床する人が何人もいます。
ホントすごいです。
お二人とも、引き続きよろしくお願いします!
本題へ。
8月初旬から、
起床報告プログラムの参加メンバーに
毎日、メールによる起床コーチングをしています。
1日も欠かさず、土日も休みなくやってきました。
参加メンバーの比率でいうと
大学受験生⇒資格受験生⇒その他
という順番なのですが、この中で
起床や睡眠についての相談件数が
一番多いのは「資格受験生」ですね。
なんせ資格受験生の多くは
働きながら勉強されていますから、
もう時間がぜんぜん無い方が大半なのです。
1日単位でみた所有時間の多さでいうと
浪人生⇒高3⇒資格受験生
という感じです。
高3も文化祭・体育祭・定期テストやらで
受験勉強の時間が確保しづらい人が多いですね。
浪人生はダントツで勉強時間があります(笑)
質問もほっこりする質問が多めです(;´Д`)
余談ですが、昨日は
大学院入試を目指している女子大生で
勉強前にお酒を飲んでる人(゚ロ゚;)
がいたので注意しました。。
まあ本人はちゃんと反省していて
「お酒は、勉強が終わってから飲むことにします!!!」
というすごい宣言もしてくれました。
人にはそれぞれ、超えるべき課題があるのです(笑)
いっぽう社会人の資格受験生は日々時間との戦争で
17時ちょうどに仕事が終わって帰宅し、
「アフターファイブを全部勉強に費やすわんヽ(´▽`)ノ」
なんて人はほとんどおられません。
多くの方はギリギリの極限に近い状況の中で、
必死で勉強時間を捻出されています。
しかし、そうなると必然的に夜の睡眠時間も
完璧に理想どおりにはならないのです。
結果、私への睡眠についての質問が多くなります。
最近多かった質問が
「仮眠」
についての質問です。
日中の眠気がややこしいのは
「眠い=睡眠不足」
とは限らない点です。
夜しっかり寝ていても、人間は
起床から8時間前後で一度眠気が来るからです。
とくに夜の睡眠が不足してる人は
起床から8時間前後の眠気は、より強くなりやすい。
しかしその「眠くなったタイミングで寝る」のは
あまり良くないです。
作業療法士で睡眠の専門家である菅原洋平氏によると、
仮眠というのは、「眠気がくる前」に取らないと
いけないということなのです。
一般的な「眠気がきた後で」仮眠をとるやり方は
夜の睡眠の質を下げるようで、
起床から8時間前後の眠気がくる前(起床後6~7時間頃)に、
5~10分程度の仮眠を取るといいようです。
状況にあわせて、必要ならもう少し多めの
20分前後でもいいかと思います。
目を閉じるだけでもOKです。
起床から6~7時間後と考えると
6時起床なら、ランチ直後~13時ごろに
眠気があまりなくても、仮眠をとる。
これで夜の睡眠効率を落とさずに
午後の眠気も事前に抑えられます。
ちょっと前にも、このメルマガで
▼疲れる前に、休憩を取る
▼のどが渇く前に、水を飲む
▼汚れる前に、掃除をする
といった、
【 事態が表面化する前に、先に手を打つ 】
ことの重要性をお話しましたが、
まさに仮眠についても同じで、
【 眠気がくる前に、仮眠をとる 】
というのが、仮眠のコツなのです。
細かい話に聞こえるかもしれませんが
こういう小さい工夫の積み重ねが、
長期的には大きな差を生んで行きます。
睡眠時間がギリギリの状態で
毎日戦っている受験生は、
参考にしてみてください。
中西
P.S
今週のどこかで起床報告プログラムの
9月度メンバーを募集予定。
「9月は毎日確実に早起きして、必ず生活を変えてやる!」
という熱い気持ちのある方、お楽しみに。
参考:日刊SPA 8月14日号