- 2010-12-10
- 勉強のやる気アップ法, 勉強のストレス解消法, 受験勉強で賢く休憩するコツ
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
最近いただくご相談で多々見受けられるのが、
「こんな大事な時期なのに、やる気が出てこないんですぅ!」
みたいな内容です。どちらかというと高校受験の方に多い気がします。
実は、正直いいますと、この手の質問が来るたびに毎回頭を抱えています。
解決方法が浮かばないからではなくて、「解決方法が浮かびすぎるから」です。
「やる気が出ない」と一言で言っても、原因はいくつも考えられまして、その原因によって解決策も違ってくるんですね。
しかも1つの原因に対して解決策が1個しかないわけではなく、解決策は何個もあります。
したがって、その人の状況をかなり詳しくヒアリングしないことには、正確な解決方法をお答えするのは難しいのです。
それを「やる気が出ません。どうしたらいいですか?」と一言で来られても・・・(笑)。
一応このブログでも、すでにいくつもその解決方法の記事は書いています。たとえばこんなの↓
<過去のやる気アップ系記事>
受験生なのにやる気が出ない理由は、○○をしていないから
受験勉強が辛いときに思い出すと便利な「2つの法則」
勉強に集中するなら絶対知っておくべき4文字
合格体験記のメリットは、合格までのプロセスをリアルにイメージできる点
というか、このブログの記事の8割くらいは「やる気アップ」と関係しているものばかりなんですが(笑)。
まあ、関連記事をすべてを読むのもめんどさいのかもしれません(悲)。ピンポイントで自分の状況に合ったアドバイスがほしいということであれば、できるだけ詳しく現状を書いて教えてくださいね。
で、これで終わったら能がないので、やる気アップの具体策も1つ書いておきます。
そもそも、「やる気ダウン」の状態には、大きく分けると
「一時的な」やる気ダウンと、
「長期的な」やる気ダウン
の2つの状態があります。
1ヶ月以上にも及ぶ長期的なやる気ダウンはちょっと危険。かなり根本的な、深い心理面での問題の可能性が高いです。
しかし、質問をいただく大体の方は、数日から長くても1~2週間ほどの「一時的」なやる気ダウン状態で悩んでいます。
こういう人にお聞きしたいのは、
「ところで、気分転換してますか?」
ということ。
受験は本気で頑張ってほしいと思いますが、「本気で頑張る」とは、
気分転換も何もしないこと
ではありません。
むしろ逆で、本気で頑張るとは、上手に気分転換もしながら、勉強の生産性を最大限に高めていくことです。
根(こん)をつめすぎてはいけないわけですね。とくに完ぺき主義の人、この罠(ワナ)に陥りがちなので気をつけてください。
ちなみに私の受験生時代は、「完ぺき主義」ではなく、単に「要領が悪い」という理由で、気分転換がヘタでした(笑)。
では、「気分転換」って何をすればいいの?という話ですが、
これはもちろん「気分転換には必ず○○をしてください」という1個のやり方があるわけではないです。
あなたが「大いにリフレッシュできた!」と思えれば何でもいいのです。何でもいいのですが、気分転換で何をするかを考える時に知っておくといいルールが1つあります。
(次回へ続く!) ⇒次回の記事はこちら