- 2013-6-7
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、夜型タイプの人向けのお話。深夜0時に眠気がまったく無いタイプの方(笑)は以下をお読み下さい。
先日、OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)の2013年度版がスタートしましたが、
メンバーのみなさんの報告を見ていますと、最近とても朝型になっている人(もしくは朝型になろうと努力している人)がとても多いです。起床が6時台だと遅く感じるくらいになっております。
季節的に朝が起きやすくなってきているからだと思いますが、深夜型の生活を送っている人は、そんな季節や気温に関係なく朝は強くないかと思います。
以前、元都知事の石原慎太郎さんが「小学校以来、朝7時台には起きたことがない」といった話をされていましたが、彼はやはり超深夜型の生活スタイルです。
明石家さんまさんも寝るのはだいたい朝4時頃(!)とのことで、実年齢よりかなり若く見えるお二人が深夜タイプで、
しかも一人はロングスリーパー(石原さん。9時間)、もう一人は有名なショートスリーパーなわけですから、
人間の老化には朝型か夜型か、睡眠時間が長いか短いかよりも(それも少なからず影響はありますが)、
それ以上にお二人の共通点として「あまりストレスを溜めない性格」というのがあり(個人的見解)、私の周りのいろんな方の事例をみても、
この「ストレスを溜めない性格(あるいは「生活」)」というのは、寿命や老化に大きく関係しているといえそうです。
だから、「深夜型なんて健康に良くないから、即刻朝型に切り替えなさい!」という話は私はしませんが(寝る時間帯による健康への影響の話はしますが、一般論ですから)、
深夜型の人に注意をするとしたら、「本番前には朝型に慣らしておきましょう」という点くらいです。受験本番はほとんどの場合午前中から勝負ですから。
ただ、とくに大学受験生はそうなのですが、受験本番というのは一年で一番寒い季節にやってきます。それはつまり、一年で一番起きにくい季節なわけです。
よって深夜型の生活に慣れきって、石原さんじゃないですが、もう何年も深夜型の生活を送っている、この数年、朝7時前に起きた記憶がほとんどない、というような人は、
今この起きやすい季節のうちに、「朝型生活の期間限定体験」をやっておいたほうがいいです。
つまり、「受験本番の10日くらい前から朝型にしていけばいいや」と思っていると、それでうまくシフトできればいいですが、超寒い季節に10日くらいでは切り替えられない可能性も否定できないです。
1、数年ぶりの朝型生活への切り替え
2、一年の一番寒い季節に切り替える
3、せいぜい1~2週間ほどの短期間で切り替える
というかなりの悪条件のもとで行うことになるので、挫折するリスクもかなりあるのです。
その失敗リスクを低くするには、一度このあたりの起きやすい季節のうち朝型の練習をして、朝型の生活パターンを一度体で覚えさせておくわけです。
そうしておけば、そのあと深夜型に戻しても、本番前に朝型生活へ再度切り替えるのはそれほど心理的にも肉体的にも、壁がなくなります。
先日の話ではありませんが、「自分は朝早くは起きられない」という「メンタルブロック」が一度外れるのです。この違いはとても大きいです。
自分は深夜型だという自覚がある人は、ぜひ今のうちに「朝型生活の期間限定体験」をしておくことをおススメします。