- 2025-11-5
- 勉強のやる気アップ法, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは。中西です。
最近、ちょっとしたタスクや掃除、家事、雑用といった
「やりたくないけど、やらないといけない」
というタイプの日常的な作業をする時に、キッチンタイマーを使いまくっています。
例えば、ちょっとした机のホコリを掃除したい時。
面倒だから放置しそうになるところを、とりあえずキッチンタイマーを持ってきて1分30秒に設定し、
「1分30秒で必ず終わらせる!」
とコミットしてからスタートボタンを押します。
そうすると、制限時間以内にやる“ゲーム”のようになって、大急ぎで1分30秒以内に終わらせようとして机を拭きます。
これであっという間に終わります。
あるいは食器を食洗機に入れる時。
2分など、その時の食器の量を見て「限界ギリギリくらいの時間」に設定し、スタートボタンを押します。
そうすると「めんどうな食器を食洗機に入れる作業」が、一瞬で“ゲーム”に切り替わるのです。
歯磨きも、私は通常10分近くかけてやっていましたが、ダラダラと同じ部分を何度も磨いていたので、
「効率を意識すれば半分の5分でいけるだろう」と思い、5分にタイマーを設定してスタートしました。
時間が限られているので、いつも以上に磨く部位の順番や効率を意識し、集中して磨いた結果、余裕で5分で終わりました。
こんな感じで、日常生活の中で「1分以内〜5分以内」でやらなければならない作業というのは、誰にでも毎日必ず発生します。
仕事や勉強でも同じようにあると思います。
こういった「短時間でできるけど、全然やる気が起きないタスク」をこなす方法として、
キッチンタイマーを使って“ゲーム化”するのは、あまりにもシンプルなやり方すぎて忘れがちですが、
やってみると想像以上に有効な方法だと感じています。
以前、東大理Ⅲに合格した生徒をコーチングしていた時も、その子はほとんどの勉強をタイマーで測って、まるでゲームのようにやっていました。
「タイマーさえあれば全部集中できます」
と言ってました。
もちろん、このやり方が合わない作業やタスクもあると思います。
ただ、短時間で確実に終わらせられる作業であれば、多くの場合この方法でやることは可能です。
ゲームとして楽しめるコツは、時間を設定する時に
「余裕すぎず、難しすぎない」
ラインの時間に設定することです。
「集中して取り組めば、なんとかその時間内に終われるはず」
と思えるギリギリの時間を設定するのがポイント。
そうすると「何としてもこの時間で終わらせるぞ!」という気持ちが高まり、ゲーム性が増します。
目標達成理論でも、こうした“余裕すぎず難しすぎないライン”の目標を設定することでやる気が高まることは、科学的にも判明しています。
ですので、この「時間内に終わらせるゲーム」をする際も、なるべくその絶妙なラインのギリギリの時間を設定するのがコツです。
ということで、雑用や家事、タスクなど
「やったら短時間で終わるのに、面倒くさくてなかなか取り組めない作業」
がある時は、キッチンタイマーを用意して、絶妙な時間に設定し、スタートしてみてください。
スタートボタンを押した瞬間、あんなに嫌だった作業が嘘みたいに“ゲーム”のように取り組めて、気づけばサクッと処理できているはずです。


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