こんにちは、中西です。
まずはお知らせから。
私が運営する第二領域コーチングの3期生の追加募集を1週間限定で行っています。
今回は少人数の募集で上限を決めています。
おかげさまでキャパは最初の2日のお申し込みで8割ほど埋まり、
4日目現在で、ほぼ上限に達しました。(先着順ではなく審査もあるため、もう少し募集します)
募集の期限を前倒しで終わらせる可能性が出てきているので、念のためお伝えしておきます。
余談ですが、今回お申込み頂いた方の半数以上が第1期生・2期生の再入会の方で、嬉しくて1人で喜んでおりますヽ(´▽`)ノ
本題へ。
前回の続き。第二領域コーチングのプログラムを作った時に、どのように考えて作っていったかをお話ししています。
前回は、グループ通話という形で、映像なしの音声通話であっても、一緒に接続することで目の前のタスクに集中しやすくなることに気づき、
これを活用しよう!と考えたという話でした。
その上で、学習塾(個別指導塾)や家庭教師のように、監視員のような担当者(コーチ)がそこに参加し、人に監視されている状態を作り出す。
こういう形なら、実行しづらい第二領域(緊急ではないけど重要なこと)を強制的に実行できるのではないか?と。
最後まで悩んでいたのは、サブスク制で使い放題にするかどうかでした。
いわゆる、何らかのシステムを使い放題で提供するという、よくあるネット系のサービスのパターンです。
リアルでもスポーツジムなどは、この使い放題型のサービスが多いと思います。
ただ実際には、スポーツジムでは毎月会費を払っていても、利用しない人の方が圧倒的に多いことがわかっています。
ジムの運営側もそれを前提にしており、筋トレや有酸素運動の器具などの設置台数も、実際の会員数に比べると圧倒的に少ないことがほとんどです。
これは、「ジムに会費を払っても参加しなくなる人が多い」という前提で設計されているから・・・ということを以前聞いたことがありました。
ところが、私が提供している第二領域を実行するためのコーチングプログラムにおいては、それでは本末転倒になってしまいます。
第二領域という「なかなか実行できないタスク」を実行してもらうには、強制力を働かせるために、どうしても時間の枠をとって「ブロッキング」する必要がありました。
このブロッキングは、学習塾のように毎週決まった曜日・時間に参加してもらう形で枠を決め、
そこにシステムではなく、管理人としての自分(コーチ)が塾の先生のように一緒に参加する形にする必要があると考えました。
これが、オンラインでブロッキングして毎週・毎月一定の時間、第二領域のタスクを実行するうえで、最も強い強制力が働くはずだというのが、私の仮説でした。
結果的にこの2年間やってみて、最初の仮説は間違っていなかったと、今でははっきりと確信しています。
今後もこのコーチングプログラムで第二領域タスクを実行するコンセプトが変わらない限り、この
「監視する人(コーチetc)が一緒に参加する」
というポイントは外せないだろうと思っています。
ジムでも「いつでも自由に参加できる」となると、足が遠のきがちですからね。
しかし、パーソナルトレーナーのように予約を入れてコーチにトレーニングしてもらう場合、
「予約したから行かなければ!」
というモチベーションが働き、利用する確率が圧倒的に上がります。
映画館の予約も同じです。
私は普段、映画館に行くときに「何曜日の何時の上映回に行く」と事前にしっかり決めることはあまりありませんでした。
そのように時間を決めていない場合、結局行かずに終わることも非常に多かったのです。
ところが、ある時に映画を見に行く際、事前にオンラインで予約したところ、
予約の時点で料金を支払っているので、ものすごい強制力が働きました。
「〇月〇日の〇時〇分から上映開始」
と時間が明確に決まっていて、前払いして、席まで予約している状態になると、
「もう何があっても絶対にその時間に映画館に行かなければ!」
という強いモチベーションが働くのです。
ある意味当然とも言えますが、この
「映画館の予約の強制力」
に少しでも近づけることができるなら、それは非常に強力なブロッキングになるだろうと考えました。
さらに映画館では、上映開始後も、家で観るよりもしっかり集中して映画を観ることができます。
それは、家とは違い映画館内には余計なものが一切ないのに加え、
【 一時停止も巻き戻しもできず、終了時間も予定通り確実に終わる 】
からです。
一方、家でNetflixやAmazonプライムなどで映画を観る場合は、いつでも一時停止も巻き戻しもできるため、終了時間は大きく変動してしまう可能性があります。
しかし映画館では、そういったことが一切できないので、予定通り始まり、予定通り終わります。この
「開始時刻と終了時刻が厳格に決まっている」
という条件が揃っているからこそ、締め切り効果が最高レベルで働き、非常に集中しやすくなるのです。
第二領域コーチングのセッションでも、毎週決まった3時間に参加していただきますが、
「この3時間が1週間で一番集中できます!」
とおっしゃるメンバーさんが多いのも、ほぼ同じ理由からです。
映画館の上映のように、開始時刻と終了時刻が明確に決まっており、3時間のセッションが変動することは一切ありません。
リリースから2年間で500回以上セッションをしたと思いますが、今まで一度もセッションは延長されたこともなく、毎回予定通り必ず終わっています。
(コーチングが終わらず数分だけ延長したことが2~3回ありましたが、99%以上は予定通り終わってます)
このように、映画館を予約して観に行くときと同じように、
「料金を払った上で、毎週決まった曜日・時間に実施され、絶対に延長がない」
という形で時間枠が明確に決まっている。
そのため、第二領域を実行するためのブロッキングとしては、オンラインを活用した仕組みの中では、おそらく最高レベルの強制力になっていると思います。
この学習塾や映画館、歯医者のオンライン予約などの強制力の良いところを取り入れ、オンライン上に構築することで、
1週間あたり2時間半〜3時間、1ヶ月あたり10時間は確実に第二領域を実行する時間を確保できるようになります。
さらに、セッション以外の時間でも第二領域のタスクや、その他のタスクを実行したい場合は、
「週間目標」
という形で設定してもらい、その目標を実行できるよう、さまざまな仕組みで後押ししています。
単に週間目標を出してもらって結果を報告してもらうだけでも、1人でやるより実行力がアップすることは、さまざまな科学的研究でも明らかになっています。
それでも実行できないタスク・目標がある場合には、さらに複数の仕掛けを使って、セッション以外の時間でもタスクを実行できるよう促しています。
具体的にどのようにしているかについては、公開している部分としていない部分がありますが、
いずれにしてもセッション以外の部分でも「立てた目標をやらざるを得なくなる仕組み」を複数用意しています。
ここまでやることで、これまで放置していたことや、ずっと夢や目標として考えていたのに実行できなかったこと、
長年取り組めなかったことに、参加直後から取り組めるようになった方が多く、よく最初に驚かれます。
そして動き出したら、それを継続的にやっていけるように習慣化していく。
もちろん、やるのは全部自分自身ですから「ラクができる」とかではないので、そこは勘違いしないでほしいですが、
「強制力を働かせる仕組み」
を複数駆使することで、同じ人が別人のようにやれるようになった…ということは、プログラム内では普通によくあります。
家で集中できないタイプの人が、カフェや図書館や自習室に行くと、別人のように集中できたりしますが、あれに近い感じですね。
同じような悩みを抱えている人は、よかったらこの機会に検討してみてください。
ちなみに、今年度の募集はおそらく今回が最後となります。
年度内で再募集しないと明確に決めているわけではありませんが、
これまでも毎年募集は年に1回だけでしたので、たぶん今年もそうなるかと思います。


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