こんにちは、中西です。
ここ数回は、1週間単位で目標を作る「週間目標」についてお話ししています。
私の第二領域コーチングでも、1週間単位で目標を作り、1週間後に結果を振り返ってもらっています。
目標自体は、前回お話ししたように「その1週間限定の目標」に加えて、「毎日行うルーティン的な目標」を設定してもらっています。
箇条書きで提出する人がほとんどで、目標の数は人によりますが、10個ぐらいは平均的、多い人だと20個ぐらいあります。
結果を報告する際は、単に各目標がどの程度達成できたかだけでなく、
「全体的な振り返りを文章で言語化」
してもらっています。
単に各目標が「どれぐらい達成できたか」の報告だけでは分からない部分
(例:自分の感想、どう感じたか、成功や失敗の原因分析、反省点、改善したい点、満足度、今後の課題など)
を考えた上で、それを文章にして一緒に報告してもらいます。
文章の長さは特に指定はしていませんが、短ければ一文・二文でも構いませんし、数十行の長文の場合もあります。
いずれにしても、文章にして言語化しておくのがポイントです。
言語化することで、自分の状況を認識できるようになるからです。
逆に言語化しないと状況を認識しにくくなります。
1週間の途中で感じていたことや、気づいたこと、課題に思っていたことなども、頭の中で考えているだけでは、あっという間に記憶の彼方に消えていきます。
多少面倒臭くはありますが、1週間に1回その週を振り返ったときに、各目標の達成度合いだけでなく、あえて様々な角度から言語化しておくことで、自分の状況を客観視しやすくなるわけですね。
そうすると、自分なりに対策や改善点を考えられたり、反省したり、頑張れた部分に気づいたり、評価できる部分を自分で褒めたり、その内容を踏まえて、次の1週間のことを考えたりしやすくなります。
よく日記やジャーナリングの効能として、言語化する効果が言われますが、
ほぼそれと同じ意味合いで、1週間に1回は、振り返りを行って言語化する作業を通し、
自分の状況を客観視したり、課題や改善点を見つけ、対策を考え、前向きに次の1週間に向かいやすくなるわけですね。
というわけで、1週間単位で目標を作ったら、結果をチェックする際には、単に達成度合いを計測するだけでなく、
全体として振り返った内容をしっかりと文章にして「言語化」しておくことをおすすめします。
単に頭の中で考えるだけでなく、文章として書き出し、言語化することで、その言語のパワーで自分を成長させていけるわけですね。
この作業は1人でもやる事は可能ですが、コーチ等の「第三者に報告する義務」がある方が、
強制力が働いて確実に実行できるため、圧倒的に効果的です。
私がコーチをしている第二領域コーチング・プログラムの第3期の追加募集が、諸事情で遅れておりましたがまもなく行います。
週末までの数日間で終わる予定なので、興味のある方は今週のメルマガはお見逃しなく。


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