- 2023-6-20
- 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
毎日の生活を充実させていく上で「睡眠」が非常に重要なポイントになるのは、論を待たないと思います。
私も5月から始めた第二領域コーチングのプログラムで、毎日たくさんのメンバーさんの睡眠チェックをしたり個別で睡眠相談を受けているのですが、
改めてどんな分野の人・どんな職業の人にとっても、「睡眠」が生産性の大きなカギを握っていることを日々実感するようになりました。
そんな中、WBCを優勝に導き、メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手の睡眠に関する興味深い話を見つけて驚いております。結論から言うと、
【 大谷選手は、1日の睡眠時間が10時間〜12時間にも及ぶ 】
そうです。これがきっかけで睡眠改善ブームが起こっているとのこと。
▼大谷効果で睡眠改善ブーム 「寝る」意思と工夫で能力最大限に発揮 – 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20230617-IPKKBIJNRJN73I5J66I3CECCBI/
上記の記事では、大谷選手の睡眠時間が「10時間以上」となっていて、別の大谷選手の生活パターンを知る専門家の話では
「大谷選手は、1日の約半分を睡眠時間に費やしている」
とのことで、12時間位の話もあるようです。
いずれにしろ、大谷選手の睡眠時間は、ざっくり10時間〜最大12時間位であることは間違いなさそうでした。
10時間としても、一般的な日本の社会人の平均睡眠時間が6時間台ですので、相当長い睡眠時間といえます。
ただ、スポーツ選手が一般人より睡眠時間が非常に長いことは、わりとよくある印象です。
元横綱の朝青龍も12時間から16時間睡眠と言う話がありましたし、白鵬も12時間位だったと記憶してます。
他のスポーツ選手も少し調べてみたら、
▼テニスプレーヤーのフェデラーは12時間前後の睡眠
▼NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズも12時間前後
▼陸上100メートルと200メートルの世界記録保持者であるウサイン・ボルトも睡眠は10時間前後
▼ゴルフのタイガー・ウッズは10時間睡眠
…こんな感じで、各スポーツで世界トップクラスの結果を出している人たちに、睡眠時間が10時間以上から12時間位の人たちが少なからずいます。
またアメリカの女子ゴルフでは、多くの選手が8時間以上の睡眠を確保しているようです。
さらに、スポーツ選手に限らず、長時間睡眠の偉人・一流人は少なくありません。例えば、
▼アインシュタインの睡眠時間は10時間
▼ノーベル物理学賞の小柴昌俊氏は11時間睡眠
▼漫画家の水木しげるさん(ゲゲゲの鬼太郎など)は9〜10時間睡眠、長い時は12時間睡眠
▼芥川賞作家・政治家の石原慎太郎さん9時間睡眠
… これらはごく一例なので、しっかり調べたら、いくらでも出てくると思いますが、
著しい結果を出している人たちで、一般人では考えられないレベルの長時間睡眠の人は、少なくないようです。
私も前に9時間睡眠を試してみたら、とんでもなく集中できたことがあり、記事にしたこともあります。
この時は自分が無敵になったかと思いました笑
▼9時間睡眠に1ヶ月チャレンジした結果(2015年10月の記事)
水木しげるさんについては、こんな記事も書いたことがあります。
同じ漫画家の手塚治虫さんと石ノ森章太郎さんは、とんでもない超短時間睡眠で60歳で2人とも亡くなっています。
水木さんは長時間睡眠で93歳。手塚さん・石ノ森さんと比べ、寿命が1.5倍以上にもなっています(゚o゚;;
高木ブーさんもよく寝ることで有名ですが、今年90歳で、バンドをやったり絵を描いたりと、めちゃくちゃ元気。
そういえば、東大生でも受験時代に8時間睡眠を確保していた人は、非常に多いです。
私自身も浪人時代は、22時すぎ就寝、6時すぎ起床で、8時間睡眠を絶対に死守していました。
当時、こういう情報が少なかったので、8時間も寝てちょっと恥ずかしかったのですが、自分の中で7時間睡眠と8時間睡眠で明らかに集中力が変わるので、
「使える時間が1時間減っても、8時間睡眠の方が集中力アップで絶対生産性が高い」
という判断でした。この判断は大正解だったと今でも思います。
確かに、睡眠時間が増えることで、可処分時間が減りますが、その分集中力が異様に高まっているのであれば、生産性の向上で簡単に取り返せる可能性は充分あります。
誰よりも大活躍している大谷選手の睡眠時間が10時間以上と言うのは、決して偶然ではないと思いますね。
もちろん、(上記の記事でも睡眠の専門家が話していますが)一般人があまり睡眠をとりすぎると、場合によってはメンタルによくない影響を与えることもあり得るようですし、
そもそもそんなに睡眠時間を取れない人も多いので、必要以上に長く睡眠を取る必要はないと思います。
ただ、自分で当たり前だと考えている睡眠時間が、本当に自分にとってベストな時間かを改めて考えるのは大事だと思いますし、
上記のような長時間睡眠で著しいパフォーマンスを出している人が少なくない事例は、自分の睡眠を振り返るきっかけになると思います。
偉そうなことを言っておりますが、私自身も睡眠が不足して調子が悪くなることがチョコチョコあるので笑、
もっと睡眠時間を重視するようにしようと改めて思った次第です。
それではまた。