※以下は、メルマガからの転載記事になります。
こんにちは、中西です。
なぜ「勉強の集中力」を専門にしている私が「新型コロナによる経済危機」の話を延々しているかと言うと、何度もお伝えしてますが、
【 今、「勉強に集中する根本的な意味」を全国民が問われている 】
状況だからです。少なくとも私はそう認識していますし、今まさに昭和から平成にかけて流布し、みんなが信じ込んでいた
「全ての価値観や常識が崩壊している」
というのは、このメルマガでも何度もお伝えしていますし、普通に世の中の情勢を見ていれば分かる人も多いと思います。
根本的な価値観が崩壊してるわけですから、資本主義社会において勉強に集中する(勉強に取り組む)意味を、ゼロから考え直す必要があるということです。
学生や社会人、受験生や生徒はもちろん、学校の先生達もね。
それをちゃんと若い人や勉強に取り組む人に伝えている、言論人や著名人や学者やマスコミがあれば、私もこんな話をしないのですが、誰もまともに話さないんだもんで(なぜか三河弁)。
それで本題にいきますと、ご存知の通り、新型コロナの悪影響がどんどん広がっています。
ここでいう悪影響というのは「新型コロナの感染拡大」のことではなく、何度もお伝えている通り
「新型コロナの感染を過剰報道し、
【 新型コロナの脅威だけに目を向けさせ、視聴率が取れて内心大喜びしているマスコミ 】
の連中に、全国民がまんまと煽られまくった結果、引き起こされた【 集団心理パニック 】」
のことです。(そう判断できる数字・根拠となるデータは、すでに山ほどこのメルマガで提供済み)
これは復習ですが、あれだけ大変なことになっているイタリアですら、
普通の健康な40歳以下の人間で新型コロナに感染して亡くなった人は0人(報告なし)
ということが判明しています。
改めてイタリアの最新データ貼っときましょうか。
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(データ1)死者の94%が60歳以上である
(データ2)死者の99%が基礎疾患を持つ者で、新型コロナウイルス「だけ」が原因で亡くなった方は、1%に過ぎない。
(データ3)40歳以下の死者の「全員」が基礎疾患を持っていた方であった。
つまり、基礎疾患を持たない40歳以下の方で、死亡した例は報告されていない。
※引用:新経世済民新聞
https://38news.jp/politics/15575
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しかもイタリアやスペインで感染が爆発的に増えたのは、2月19日の35000人が集まった試合が原因だった可能性が濃厚です。
(京大教授藤井聡氏がこの件を別ルートからも調査して判明しています)
であれば、この規模の大規模イベントさえ自粛し、あとは感染と死ぬ確率が限りなく低い若者・非高齢者は風邪症状が出た時点で療養する、という選択肢もあるわけです。
以下、この件で最も信頼できる提案をしている「京都大学レジリエンス実践ユニット」が提案する提案書より、上記のデータをふまえた自粛の方法について引用すると、
1)高齢者と基礎疾患(および妊婦)のある方の外出自粛の要請
2)そうした1)の方々と同居される家庭の方々の「家庭内感染防止」策を徹底していただきたいという、要請
3)非高齢者においても、「風邪症状」が出れば、確実にイベント・社会活動の参加を回避し、自宅待機・療養の徹底する
ということです。逆に言うと、それ以上の自粛は「過剰すぎる」可能性が濃厚なのです。
そうするだけで、どれほどのお店や企業や労働者が救われ、自殺者もどれだけ減るか。
そんな検討も一切しないで、全部ひっくるめてノリで一気に自粛要請した結果、確実に死者が山ほど出るのに、それは知らんぷり。(その自殺者は政府の責任にはならないからね)
上記のデータを踏まえた上で、改めて復習ですが、日本国内では、
◎毎年1万人が国内だけでインフルエンザで亡くなっている(超過死亡)
◎インフルエンザや肺炎などの感染症で国内で「毎日」「数百人」が亡くなっている
◎交通事故で毎日数十人、年間3000人以上が亡くなっている。
(今まで一度でも「車に乗ると毎年3000人以上の死者が出て危険だから、週末は自粛しよう」という要請はあったでしょうか?)
◎その他、病気や事故などいいだしたらキリがない。
この日本列島で生きているということは、常に数え切れないほどの脅威とリスクの中で、誰もがみんな晒されてるわけです。今この瞬間にもです。
これまで何十年もずっとそうだったのです。
新型コロナもそりゃ大変でしょう。人が死ぬんだから当たり前。
しかしだからといってその脅威にだけ全国民が目を向け(目を向けさせられ)、
何の疑いもなく自粛を受け入れ、それは仕方がないと思い込む。
結果、失業者数と自殺者数は完璧に連動していますので、これから新型コロナの人数など比較にならない自殺者が出まくる可能性が濃厚です。
「新型コロナの感染拡大で死亡者が増えるリスク」と
「新型コロナの自粛によって大勢の自殺者が出るリスク」
の二つを天秤にかける議論・判断のプロセスも完全にすっ飛ばし、数字を確認することもなく、
わかりやすい新型コロナの脅威にだけ目を向け、それに乗っかって視聴率を取ることしか考えていないマスコミに煽られ、過剰に反応し、自粛する国民の皆様。
これほどまでにバランス感覚を欠き、これほどまでにマスコミに煽られ、これほどまでに俯瞰で物を見ることができない。いくらなんでもエグイよ・゚・(ノД`;)・゚・
政治家も、専門家も、著名人も、学者も、言論人も、インフルエンサーも、国民も。どうしちゃったのって、個人的にめまいがします・゚・(ノД`;)・゚・
これが「完全なる人災」であることを見抜いてちゃんと指摘している著名人は、私が知る限りウーマンラッシュアワー村本氏、小林よしのり氏だけ。
思考停止してる人は発言内容も確認せずに、きっとこの二人の名前を見ただけで拒絶反応を示すのでしょう。(私は彼らの「発言内容が正しいかどうか」しか見てません)
ひどい場合は私に変なレッテルを貼るのかもね。自分の頭で考えない人にとって、レッテルを貼るのはめっちゃ楽な他者への攻撃方法ですから。当然私には全く効きませんけど<(_ _)>
ついでに言うと山本太郎氏を同じようにいまだにキワモノ政治家だと思っている人や彼の(特に財政政策への)支持者にレッテルを貼っているがいるとしたら(このメルマガ読者さんにはさすがに皆無でしょうが)、
その人には、今回の新型コロナ騒動の本質(本当の真犯人=大量虐殺者)を理解できることは、まずありえないです。
理由はこれも何度もお伝えしていますが、今回の新型コロナ騒動の本質は、最終的に
「経済についての正しい知識の有無の問題」
に行き着くからです。
さすがにくどいほど説明してるので、読者さんにはもういないかと思いますが、世間にはいまだに
「国の借金が1100兆円あり、赤ちゃんからお年寄りまで、一人当たり900万円近い借金を背負っている。
だから財政破綻するので、財源を確保するために消費増税をするしかない!将来の世代にツケを残すな!」
・・・という1ミクロンたりとも絶対にありえない、財務省が自らの権力拡大のために御用学者とマスコミを使って広めたプロパガンダに洗脳されてる人が大勢います。
(さすがにここ数ヶ月でこの事実が一気に広まってますね。よーーーーーーーーーーーーやく、「財務省こそが日本のガン」だという事実に気づいた人が増えてきました。10年待ったわ!ヽ(´∀`*)ノヒャッハー)
上記の財務省の嘘が一気に広まった理由はいくつもありますが、山本太郎氏が命がけで日本中で街頭演説したことも一つの理由でしょう。(他にも貢献した人は複数いますが)
しかし残念ながら、世界と日本は今どうなっているかと言うと、明らかに
「100年に1度クラスの世界大恐慌」
に超ハイスピードで向かっています。と言いますか、アメリカでは過去最大の失業数になっていて、もう世界大恐慌を超える寸前にまでなっています。
▼米の失業申請、週328万人 世界恐慌時に匹敵の恐れ
https://www.asahi.com/articles/ASN3V72CFN3VULFA014.html
上の記事から引用しますと、
「米国では新たに失業保険を申請した件数が21日までの1週間で328万3千件に上った。
前週より約12倍増と記録的な急増となり、過去最大だった1982年10月の69万5千件も大きく超えた。」
「リーマン・ショック後の最悪期だった09年10月の10%を超え、
【 戦前の世界恐慌期(33年の約25%)に匹敵する雇用危機 】
となる恐れが指摘されている。」(【 】は中西の追記)
日本でもついに政府や首相も、「景気は緩やかに回復している」という大ウソが、さすがにもうつけないと判断し、「回復」を削除しました。
(関西弁で上品に突っ込むと「当たり前やろ、遅すぎやねんボ〇」となります)
▼“忖度景気判断”がコロナで大幅下方修正、「回復」文言削除の衝撃度
https://diamond.jp/articles/-/232991
そもそも昨年の消費増税前から今に至るまで、「景気が緩やかに回復している」などという事実は一切存在しません。
私はデータをチェックしてますが、そんな事実が存在したら死んでもいいですよ。
しかしここまで来て、まだ性懲りもなく政府は大嘘をついているのですが、さてあなたにクイズですが、以下の引用文でどこが大嘘でしょうか?
『内閣府は26日発表した3月の月例経済報告で景気の総括判断を
「新型コロナウイルス感染症の影響により、足元で大幅に下押しされており、厳しい状況にある」
と大幅に下方修正し、「回復」の文言を削除した。』
はい、上記の中の嘘というのは、
【 景気が深刻になっている原因を「新型コロナウイルス」のせいにしてる 】
ということです。
昨年10月~12月の「新型コロナが発生する前」の時点で、既に消費増税で GDP が-7.1%という深刻すぎるレベルまで激減していたのに、それには一切触れない。
自分たちの失政を認めたくないと言う理由で、国民に嘘をつく(真実を言わない)。
消費増税の失政を認めないということは、今後その対策をする可能性も薄いということです。
(ただし状況が切迫しすぎて消費税の撤廃をやらざるを得なくなる可能性も一応ありますが。
もっと言うと、そうならないとこの国は終わり。先日紹介した安藤議員の提言に賭けるしかないです。)
というわけで、今この国はいろんな意味でめちゃくちゃになっていますので、
毎回同じ結論になりますが、こういう時は上記の通り権威・常識・世間の意見・マスコミの報道(笑)など、全く信じられなくなるので
「自分の頭で考える」
ことが死ぬほど重要になります。
若い読者さんも多いのでそのコツを一つ言うと、マスコミや政府や世間の情報に対し、何を見ても聞いても、
「本当にそうか?」
と一度疑ってみるということですね。
これは資本主義社会で幸せになるための必須習慣ですが。慣れたらそんなに難しい話ではないです。
この国にはそんなことすらしない人だらけなので、それを習慣化するだけで、いろんな意味で抜きん出ることができる可能性が一気に高まると思います。
それではまた。