- 2016-6-28
- 効率的な勉強法~基礎編~, 参考書学習テクニック
こんにちは、中西です。
昨日からオンライン自習室の
プレスタートが始まっているのですが、
いやー、こいつはすごいことになりそうです。
現時点で利用したメンバー全員から
かなりの効果を実感したというコメントを
もらっています。
効果が高いので「毎日利用します!」と
おっしゃる方も続出中。
たとえば今日実際に投稿された感想は
「帰宅後、普段なら食後は眠くて集中できないのに
オンライン自習室を利用したら眠気が吹き飛んで
集中して勉強できました」(Sさん)
「学校や図書館より集中できました!」(別のSさん)
などなど。実におもしろい地殻変動が起こっています。
現代の教育革命というのはこうして静かに
起こっていくのでありましょう(。-_-。)
これについては書きたいことが山ほどありますが、
また別の機会に。
本題。
前回は、受験勉強というのはあくまで
「足し算」的に知識・実力を増やしていく
プロセスなので、
「かけ算」的な一足二足跳びで一気に
飛躍するテクニック
(ビジネスや投資の世界で
いわゆる「レバレッジ」と呼ばれるもの)
や、そういう急な実力アップはのぞめない。
このような「足し算」型で成長する
しかない戦いにおいては、
【 どれだけ余計なことをやらずに済ませるか 】
という点を徹底する方が、勝敗を大きく
左右しやすい・・・という話でした。
とくに大学受験ではそうなりやすいのです。
なぜなら大学受験という業界は市場が
大きいので、供給側の競争も激しく、
良質な参考書や問題集、通信教育・
塾・予備校などのテキストといった
“いいコンテンツ”
が山のように存在するから。
つい、いろいろと手を出しやすい環境が
完備されているのが大学受験ですね。
もう1つは、大学受験生側が
「受験」というゲームをクリアする
要領に慣れていない点。
“いいコンテンツ”が山のようにある中で、
時間が限られているゲームをクリアするには、
「余計なことは極力やってはいけない」
という当たり前の事実にしっかりと
気づいていない人が少なくないのです。
「受験本番までの残り時間で、
どれくらい勉強すると、どの程度成長できるか」
という成長スピードの感覚が
(ほぼ未経験ゾーンのため)
実感として持ちにくい。
結果、なんとなくあれもこれも手を出してしまうと。
「自分、そんなヒマ全然無いで~」と
関西のお兄さんとしては言いたくなります(ノд-。)
その意味で、大学受験を経験された
“資格試験の受験生”の方は、受験をクリア
した経験値があるので要領のいい人が多いですね。
資格受験生の方なら、大学受験のときの
自分よりは、勉強する要領が相当アップ
しているのが実感としてわかる方も多いはず。
余談ですが、大学受験を突破できると
「受験というゲームをクリアする要領」
がわかるので、そのせっかく身につけた
要領をまた別の形で使いたくなって、
新たなゲームにチャレンジするノリで
資格試験を受ける人も多いです。
受験というのは「勝ち方」がわかると
すごく面白いゲームですから。
さて、この「余計なことを極力やらない」と
いうのは、たとえばある科目の勉強をするときに、
「これは本当に全部やる必要があるのか?」
という問いを常に自分に投げかけることが
ポイントになります。
この「本当に全部やる必要はあるか?」という
“問い”は、2ステップにわかれていて、
1、参考書・問題集など“冊子”ごとの問い
2、冊子内における“分野”ごとの問い
があります。
1の「冊子ごと」とは、
「本当に“このテキスト”をやる必要あるか?」
というテキスト単位で、要不要を検討すること。
2の「分野ごと」とは、冊子としてはOKでも、
その中の分野(ページ)をすべてやる必要が
あるのかどうかの検討です。
ある1冊のテキストが受験に必要だからといって、
そのテキスト内のすべての分野(ページ)が
必要だとは限りません。
こういった問いを自分に投げかけていない人は、
高い確率で“余計なこと”をやってしまい、
限られた時間を無駄に使うことになるのです。
・・・さらに具体的な話があるので、
もう1回だけ続けます。
To be continued
追記:続きをアップしました⇒こちら