- 2012-3-14
- 1ヶ月100記事企画, 効率的な勉強法~基礎編~
◎挑戦してます!
「3月は1ヶ月で100記事更新します」宣言!
◎お知らせ
前回までこの冒頭部で<37/100記事目>といった記事番号をつけておりましたが、都合により今回から省略させていただきます。
理由としましては、記事を数回分「予約設定」をした場合に、その後追加で読者さんからのいい質問やご感想をご紹介しようとすると、
番号がズレるので予約設定した記事の「37/100」の部分を、全部書き換える必要が生じるためです。
私のほうで読者さんからのいい質問や、何かいい情報を入手したときに、臨機応変にブログでご紹介していきたいので、この番号の部分は省略させていただくことにしました(けっして、1ヶ月100記事の数をごまかすためではございませんのでご安心ください(笑))。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
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◎今回の記事は⇒「暗記のコツがわからない勉強法初心者の方」が対象です。
(内容が参考になりましたら、本文最後のボタンより応援クリックをもらえると嬉しいです。)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強というのは、結局のところ「暗記」がすべてと言っても過言ではありません。
ただ「暗記」と一言にいっても、脳はかなりいろいろなパターンで「暗記」をしていくことができます。
その中で一番単純なのが、「丸暗記」ですね。
「丸暗記」の定義にもよりますが、ここではとくに内容や意味などを理解せずに、「そのまま丸ごと覚える」という意味での丸暗記。
たとえば数学の公式を、その成り立ちなどを一切考えないで、そのまま丸ごと覚えてしまう。
日本史で、年号と出来事をそのまま丸ごと暗記する。「1600年関ヶ原の戦い」みたいな。
全然アリだと思います。そういう暗記方法で覚えたほうが効率的なことも多いです。
ただ、それとは別にもう1つ知っておいてほしいのは、「丸暗記よりも『理解型暗記』の方が、圧倒的に記憶に定着する」という脳の仕組みです。
結論からいえば、可能な限り理解した上で暗記したほうが、結局は早道で確実に覚えられることが多いのです。
「1600年関ヶ原の戦い」とだけ覚えるより、
「1600年に関ヶ原で戦いがあって、その決戦で徳川家康が勝利して、結果、3年後の1603年に江戸幕府ができた」
みたいに、流れや意味を理解しながら記憶するわけです。
そういう「理解型暗記」のほうが記憶しやすく、またその記憶を覚えている期間も長くなります。
さらに一度理解して覚えたことは、思い出すときに自信を持って思い出せます。
「単純な丸暗記」でいくか「理解型暗記」でいくかは、科目や分野、あなたの受けている授業の内容などにもよります。
勉強のすべてをどちらか一方でやる、というのは不可能です。
なので、勉強する姿勢として、暗記をするときはできる限り、
何らかの形でその項目について深く理解しながら覚えていく、というポイントを常に頭から忘れないでほしいと思います。