- 2012-3-4
- 1ヶ月100記事企画
<10/100記事目>
今回の記事は⇒「『勉強は楽しくない』と思っているすべての人」が対象です。
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
このブログの読者さんには、国公立大学の後期試験直前に突入中の受験生の方から、
高校1・2年生、さらには中学生、資格試験受験生の方に至るまで、
勉強をする必要にせまられている(←というとなんだか聞こえが悪いですが(^^;))幅広い層の方にお読みいただいてます。
で、いずれのステージで勉強している場合であっても、
「勉強を楽しんでいるかどうか」
というのは、生産性に大きな影響を与えることになります。
2000年以上世界中で読み継がれている論語にも
「物事を知っている人より、それを好きな人の方が強い。それを好きな人より、それを楽しんでる人の方が強い」
といった趣旨のことが書かれています。
ようするに、孔子は「楽しんでいる人が最強説」を唱えているわけですね(^^)/
世の中で仕事がうまく行っている人も、ほとんど例外なく「仕事が楽しくて仕方がない」と言います。
ある著名な経営コンサルの方も、
「人生は正しく生きれば、本来楽しくて仕方のないもの」
とおっしゃっていました。
エジソンやアインシュタインは、仕事を苦しみながら偉業を達成したのでしょうか?
そんなわけはないですね。2人とも、仕事以外のことをする時間がもったいなくてしょうがなかったのです。
エジソンは
「死んでから墓場でゆっくり眠るから今は寝ない」
とか言って、3時間、4時間睡眠で仕事をしていたそうです。
それは「努力」という次元とはほど遠いもの。というか真逆の世界。
「仕事が楽しいから、他のことをする時間がもったいなくてしょうがない」
という心理なのです。
アインシュタインは、(なにかの映画で紹介されてたのですが)服を選ぶ時間がもったいないから、
クローゼットに月曜日はこのスーツ、火曜日はこのスーツと曜日別にスーツを並べておいて、
朝起きたら何も考えずに、機械的に、その日の曜日のスーツを取り出して着るようにしていたとか。
「他のことをする時間がもったいない!」
と感じているということは、裏を返せば、その事に没頭して楽しんでいるということです。
何かに取り組む上で、このような状態が、結局は一番理想的な状態であり、
また生産性の意味においても最強だと言えるのです。
こういう話をすると、
「とはいっても中西さん、私はそもそも勉強があまり楽しくありません。」
「英語は楽しいのですが、数学は苦手です」
みたいなグチが、どこからともなく聞こえてきそうです(笑)
そういう人は、どうすればいいのか?
・・・これはかなり長くなりそうですので、明日以降にくわしく説明します。