- 2012-4-5
- 人間関係・友人関係
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、ちょっと路線を変えて「友達関係」について。
この時期というのは、新学年になり、クラスも変わって新しい友達と出会う季節です。
新2~3年生もそうですが、とくに新しく進学して「新高校生」「新大学生」となった人に知っておいてほしいのが、
高校や大学の新1年生になって、4月の最初に出会った友達というのは、かなり高い確率で、高校3年間・大学4年間、ずーっと仲良くなるということ。
私の経験上もそうでしたし、周りを見てもそういう傾向はあるようです。
なぜ最初に出会った友達は、卒業までずっと仲良くなりやすいかというと、
この新1年生というのは、正直、誰も知り合いがいなくてみんな不安なわけです。
「オレ(私)、友達できるかな(>_<)どんな人と友達になるんだろ。。」みたいに、そのそぶりこそ見せないものの、誰もがかなり不安なのです。一時的とはいえ、ある種の孤独感を感じます。
そういう「(一時的に)自分が精神的に不安で、弱い状態のとき」に出会った友人というのは、友達がある程度できてから出会う友人よりも、自分の中でひときわ印象が強く残るのです。
メルマガ読者さんはご存じだと思いますが、少し前にメルマガでお話した「『感情の振幅』と『記憶の定着率』は比例する」の話と同じ法則が、ここでも働いています。
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つまり、新1年生になって、一時的に友達がいない孤独な「マイナスの心理状態」から、
初の友達になってくれたことで「プラスの心理状態」へ導かれたため、その友達のことが記憶に深く刻まれるわけです。
この「感情の振幅の大きさ」が、その友達への「印象深さ」となって、他の友達より圧倒的にあなたの記憶(印象)に残りやすくなり、
結果的に、卒業までずっと仲良くなれる可能性が、他の友人に比べて圧倒的に高くなります。
もちろん、新1年生ほどではないですが、新2~3年生でも基本同じです。
逆に言えば、今は、そういう長い付き合いになる友達を非常に作りやすい時期ですから、
そのタイミングを逃さずに、ここはちょっとだけ友達づくりに力を入れたほうが得策です。
夏や秋頃になってから誰かと友達になろうとしても、今さら感満載になったりしますからね(笑)。この時期ならずっと簡単ですし、深い関係も作りやすいです。
こういうことは後になってから気づくことなので、勉強法とは関係ないですが、今回は先輩風を吹かせて書いておきました(笑)
学年が変わってクラスが一新した人、とくに進学して新1年生になる人は、頭の片隅にでも入れておいてほしいと思います。