- 2012-4-2
- 効率的な勉強法~基礎編~, 参考書学習テクニック, 受験勉強のスタート準備
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
新年度のスタートいうことで、これから参考書や問題集を購入する人も多いと思います。
このときに1つ注意しておいてほしいのは、
「問題集選びは慎重に」
ということです。
参考書よりも問題集の方が、選ぶのは難しいと私は思います。
というのは、参考書というのは定番のものがだいたい決まっているので、
少し情報収集すれば、本屋さんなりネットなりでどの参考書がいいのかというのはすぐにわかります。
ただ問題集となると、「自分の実力に見合った問題集かどうか」という視点が、参考書以上に問われるのです。
逆にいえば、実力に見合わない問題集を買ってしまうと、
その後時間を無駄にして、かなりの遠回りをしてしまうこともあります。
そこで問題集選びは慎重に行ってほしいのですが、そのコツをお話しておきますと、まず最初に必ず書店で立ち読みをしてください。
ネットには本のレビューが書かれていることも多いですが、ネットでいくら評判がいいからといって、
中身をチェックしないで問題集を買ってはダメです。
楽しむための小説を買うわけではないですからね。買った小説がつまらなかっても「イマイチだったな(=_=)」ですみますが、
買った問題集が間違っていたら、大げさではなく人生にかかわってきます。人生そのものが「イマイチだったな(*_*)」とすらなりかねません(いや本当に。。)
ネットで探してみて評判がよかったとしても、その場ですぐに買わずに、ここは必ずリアル書店に中身をチェックしに行きましょう。
で、書店で中身を読んだら、内容の6~7割くらいが「たぶん解けそうだ(-_-)」と思えるレベルの問題集を選んで下さい。
6~7割というのは、ざくっとしたイメージでかまいません。全体の半分強くらいが「たぶん解ける」という感覚がないと、あとで挫折する危険性が高くなっていきます。
もしこれが、全体を読んでみて「2~3割は解けそうだけど、あとは無理」といった感じだと、
問題集を解くのに時間がかかりすぎたり、進み具合が常に遅くなって
「1ヶ月もやってまだこれだけしか進んでないのかぁ」などとイライラしていたら、
結局は嫌になって挫折(;д;) というパターンにもなりかねません。
逆に、内容の8~9割が「たぶん解ける」と感じるレベルだと、
今度は「自分には簡単すぎて実力があまりつかない」という、逆の危険性が出てきます。
なので、実際に中身を立ち読みしてみて、ざくっとでいいので、半分強(6~7割)くらいが「たぶん解けそうだ」と感じるくらいが、
「今のあなたに合った問題集」だと判断してください。それで大きな失敗はしないはずです。
これから問題集を買う人は、ぜひこの基準を頭に入れておいてほしいと思います。