- 2011-5-5
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今日は子供の日ですね。「子供の日」といいながら、大人もしっかり休む。いいですねぇ。
そもそも子供の日があって「大人の日」ってのがないのが不思議です。名前がエッチな感じになるから廃止されたのでしょうか(@_@)
あと「勤労感謝の日」ってのも、よく考えたら誰が誰に感謝してるのか謎です。たぶん「勤労の日」にしたら、ぜんぜん休みっぽくないからでしょう(´。`)
ちなみに、日本人の祝日は世界でもトップクラスで多い、とかいう話を聞いたことがあります。
計算すると、20日くらいあるとか。土日が年間100日ありますから、
カレンダー通りなら1年に計120日の休日があるわけです。なんと3日に1日は休日なのです。
中高生なら夏休み・冬休みがあるからもっとすごいことになるでしょうね。
さらに大学生だともーっとすごいことになります。なんせ夏と春に2ヶ月ずつですからね。
よく考えたらパラダイスっすよ。社会に出たらありえへん世界。この世の楽園。
受験生はこのパラダイスを目指して頑張りませう(・∀・)
さて本題。
ふだんこのブログでご紹介している内容というのは、
ようするに一言で言えば
「受験勉強の生産性をアップさせるためのノウハウ」
というふうに言えると思います。
このブログのほとんどの記事がそうですが、かなり具体的なことしか書いていません。
私自身は、よく本屋さんで自己啓発書とかを立ち読みすると
「で、結局どうすればいいのよ??(‘_’)」
みたいな、なんかかっちょいい言葉で良いことが書いてあるようにみえて、
実際のところ具体的に何をしたらいいのかまるでわからない、そんな話が嫌いなんですね。
このブログの過去記事のほとんどは、読んだ後に「具体的に何をどうすればいいのか」がわかるものになっていますし、今後もそのスタンスは変わらないでしょう。
そうやって読んだあと行動に移してもらわないと、私自身が面白くないんですよ。「なんかええ話やったわぁ( ´∀`)」だけで終わってほしくないのです。
よって、読者さんが読んだあとに何をしていいかわからない精神論のようなものは好きじゃないです。
そもそも「勉強に集中する」という点においても、精神論や根性論はまったくもって不要という考え方で、
勉強の集中力・やる気・モチベーションといったものが高まらないのは、「心の弱さ」などの問題ではなく、
環境・工夫・仕組み
といった、「心の外側からのアプローチがうまいかヘタかだけの問題である」という思想の持ち主なんです。
いまどき
「勉強に集中できないのは、お前のやる気の問題なんだ!」
なんて言う人がいたら、その人の言うことは信用しなくていいと思います。「じゃあ具体的にどうすればいいの?」に答えていないからです。
※ちなみ「勉強に集中する」ために具体的にどうすればいいのかは、こちらのメール講座で超具体的に書いています。
すでに100通くらい嬉しいご感想を頂いてますので、また近いうちにまとめてご紹介しますね。
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えっと、話が少しそれましたが、
そう言いつつ、実は今日はそれとは反対の、ふだんあまり書かないマインド(心の部分)の話をしたいと思います
(ただし具体的にどうすればいいのかは書きますが)。
受験勉強をする上で、「どういうマインド(心・思考)を持って進めていくか」というのは、
おそらくあなたが思っている以上に重要なポイントです。
あなたの行動を促(うなが)す大部分がマインド(心・思考)である限り、
それが正しく「セット」されていないと行動にも悪影響を及ぼすのは必然の流れであり、
その悪い行動は、「結果」に悪い影響を及ぼすのも必然の流れだからです。
ちょっと抽象的だったでしょうか(*_*)
つまり、あなたが引き起こした結果は、ほとんど例外なく
あなたのマインド(心・思考)→行動→結果
という流れによってできたもの。ここをまず理解してください。
ではそもそもマインドって何でしょう。心って何?思考って何?って話です。それがわからないと始まりません。
いろんな答えがあるかと思いますが、私の回答としては非常にシンプルで、マインド(心・思考)とは
言葉
だということ。
「思考」って結局、あなたの心に浮かんだ「言葉」なわけです。
「はじめに言葉ありき」という言葉もありますが、まさに人間を人間たらしめて、その行動と結果を支配しているのは、「言葉」なのです。
ちなみにこの「言葉」をすっ飛ばして何かを感じたり判断するとき、それを「直感」といいます。
しかし残念ながら、受験はこの「直感」で進めることができません(>_<)
そりゃスポーツや芸術やビジネスの世界なら、「直感」の働きを大いに使うこともあるでしょうが、
受験では「直感」はあまり役に立ちません。
あくまで言葉で作られる論理性のある「思考」が、受験を乗り越える上で重要になってきます。
そして言葉で作られる「思考」の中でも、さらに重要なものの1つが、
自分に投げかける言葉
なのです(↑ここ超重要(・ω・)/)
あなたの心の中で、ふだんどんな言葉を自分に投げかけているか。
実はこれが相当大きな部分、受験の結果を左右します。
細かく言い出すと長い話になりますが、今日あなたに覚えてほしいのは、
自分に投げかける言葉は、徹底的にプラスの言葉で埋め尽くすべき
という考え方。これだけ覚えておいてください。
先ほど私は、「環境・工夫・仕組み」といった「心の外側からの働きかけ」の重要性について書きましたが、
それはあくまでその効果の大きさを軽視している人が多いから強調しているのであって、
「心の内側」が重要でないわけではありません。人間はロボットではないので当然ですね。
たとえば、「疲れた」という言葉。
30秒くらい「疲れた」という言葉を繰り返してみてくださ。ハッキリ言って疲れます( ´∀`)
ある会社では、社員が「疲れた」という言葉を使ったら罰金を課すそうです。そんな言葉を聞いたら、必要以上にみんなが疲れるから。
たしかに心身がまず疲れるわけですが、そこで「疲れた」という言葉を発してしまうと、より疲れてしまうのが人間です。
でも、ここでたとえば「よし、もうひと頑張り!」という言葉をかけると、体は疲れていても、エネルギーが出てきます。
悪い言葉の例はほかにも
「だるいな」「めんどくさいな」「むかつく」「もうやだ」「やってられん」「やめたい」「なんでやねん」
とかなんとか(最後の1つは微妙か。。)、マイナスの言葉を発すると、それはそのまま自分の潜在意識の深い部分まで届き、
あなたのエネルギーをどんどん奪っていきます。
逆もまた真なり。プラスの言葉、たとえば
「絶対○○大学に合格するんだ!」
「私(俺)は負けない!」
「最後まであきらめてたまるか」
「今頑張らないで、いつ頑張るんだ」
などなど、プラスの言葉を自分に投げかけることが、積もり積もって大きなエネルギーを生み出します。
これはあくまで一例ですが、自分のエネルギーを高めるためには、
▼プラスの言葉を「徹底して」自分に投げかける。
▼マイナスの言葉を「決して」口にしない
というこの2点を心がけ、それを受験本番まで常に忘れないようにしてください。
その意味で、「やる気が出る言葉」をノートや携帯にメモしてまとめておき、ときどき見返すのもいいですね。
実際、合格した受験生でそういう「やる気アップワード」みたいなのをノートなどにまとめて、時々読んでいたという人も多いです。
このあたり、本当はもっと具体的に書いてくわしく説明したいのですが、ちょっと長くなりすぎるので、
今日のところはまず、あと1年弱の受験勉強中の心がけとして、
▼プラスの言葉を「徹底して」自分に投げかける。
▼マイナスの言葉を「決して」口にしない
という2点だけ、覚えておいてください。そして自分の中で受験勉強のルールとして付け加えておいてください。
受験生の方からは、すぐに結果の出る実践テクニックを求められることが多く、実際ほとんどの記事はそのような内容にしてるのですが、
実は、こういったマインドセット(心構え)は、自分との戦いを進める上では本当に重要です。
上の2点の心がけ、ぜひだまされたつもりで徹底してみてください。
数ヶ月もすれば、この心がけを継続する効果の大きさに、あなたもきっと気づいて頂けるはずです。