- 2012-8-3
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生・高校生の方はこれから夏休みに入っていきますので
「朝型に切り替えて勉強しよう!」
と思っている人も少なくないと思います。
資格試験の方であっても、
これからの季節、「休みの日は涼しい朝のうちに勉強しておこう」
と考えている方もいらっしゃると思います。
こういう朝型へ切り替えようとするときに
一番ポイントとなるのは、
「そこに快感を感じられるかどうか」です。
人間、快感を感じないことはなかなか続けられません。
ただひたすら辛いだけの、修行のような行為を
自分一人で習慣化などできる人は稀(まれ)なのです。
(スパルタ式の道場にでも行くなら別ですが)
といっても、朝型へシフトすること自体は
普通はたいして快感にはなりません。
そこで私が朝型へシフト中の人にオススメなのは、
【 「こんなにやってまだ朝の10時!?」を目指す 】
という考え方。
これは朝の素晴らしさを知っている人ならわかると思いますが、
朝というのは脳がクリアで、日中のどの時間帯よりも
非常に集中できます。
したがって、朝の1時間は、昼過ぎの1時間、夜の1時間などと
比べてみても、とても勉強が進むことが多いです。
たとえば夜型の人が思い切って6時半に起き、
7時半から勉強をスタートさせたとすると、
朝10時の時点では、2時間半勉強したことになります。
この2時間半というのは、本当に“濃い”です。
他の時間帯の4~5時間分くらいに感じることも少なくありません。
で、ここがポイントなのですが
朝7時半から勉強して朝10時の時点で、ふと我に返ると
「ものすごく勉強したのに、まだ朝の10時!?」
という衝撃とともに、
「今日はもうこんなに勉強したのに、1日はこれから始まるんだヽ(*´∀`)ノ」
という、とてつもない「時間を有効に使っている感」を味わえます(笑)
これは間違いなく快感です。
ふつう、朝10時の時点でこの感覚を味わえたら
「この調子で、今日この1日を充実させて行こう!」
という、いい意味での前向きな“欲”が生まれます。
結果として、その日は1日中集中して充実させられる
可能性が高くなるのです。
つまり、朝の10時までの時間が充実するばかりか
そこで味わった「時間を有効に使っている感」を
台無しにしたくない気持ちが働き、
1日中、その快感を引きずろうとして、
結果的に1日が充実しやすいというわけです。
というわけで、朝型へシフトしようと考えている人は、まずはとにかく
「こんなにやってまだ朝の10時!?」
という快感を味わうことを目指してみて下さい。
もちろん、「まだ朝の10時!?」の部分は
「まだ1時間半!?」「まだ朝の9時!?」など、
自分の状況に合わせてアレンジしてもらえればOKです。
この快感を味わうことがやみつきになれば
朝型の習慣化は、ほぼできたも同然です。