- 2013-9-8
- その他・雑談, 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
2020年の東京五輪決定には本当に感動しましたね。近年まれにみる明るいニュースだったと思います。
近年というかバブル崩壊以降、このレベルの明るいビッグニュースというのはなかったのではないでしょうか。
このニュースの素晴らしいところは、今日とか今月とか、そういった短い単位で瞬間的に終わってしまうニュースではなく、
今後7年間にもわたって、我々に「希望」をもたらしてくれるという点だと思いますね。
そして、この「希望」は、実現できるか実現できないかわからないようなあいまいな希望ではなく、
7年後に実現することが確定している希望です。
この「確定している」という事実がもたらす国家的な意味はとてつもなく大きいと思います。
通常、なんらかのビジョンを持って事に当たるときに、それが実現することが確定している「希望」なんてほとんどないわけです。
たとえば、このブログの読者さんである受験生もそうですが、合格して楽しい大学生活を送るという「希望」、
資格試験に合格して仕事でバリバリ活躍する「希望」、というものは、別にその未来が確定しているわけではなくて、
合格するかどうかわからないという不確定要素もあるけれども、そんな中で未来に「希望」を持って、自分自身で道を切り開いていく必要があるわけです。
ところが、今回の東京五輪の開催にあたり知事もおっしゃった「希望」というのは、(よほどの特殊な事件・問題でも起きない限り)2020年に開催することが確定したわけです。
「確定した」ということは、政治的・経済的にもその未来に向けてあらゆるリソースが動きだします。
典型的なのは、公共投資ですね。ちなみに前回の1964年東京五輪のときは、その前年に公共投資の額が高度成長時代のピークに達しています。
つまり東海道新幹線などの現在も利用されている日本の重要なインフラの多くは、前回の東京五輪のときに併せて建設されていたわけです。
むかしなら、首相が「みなさんの所得を2倍にします!」とか言って国民をうわーっと盛り上げるスローガンを打つこともできたわけですが、
デフレ脱却が最重要課題になってしまっているような、ある意味で非常に消極的な政策しか打ち出せない今、
こういう「確定した」「国民が元気になる」という2つのポイントを満たすビッグイベントがもたらす歴史的な意味は、もう計り知れないくらいに大きいと思うわけです。
それをヒシヒシと感じていたので、IOC会長が「TOKYO 2020」の紙を見せたときには、ぶっちゃけますと私の目から水のようなしょっぱい液体が大量に流れ出したわけであります・゚・(ノД`;)・゚・
あ、あとちょっと余談なんですが、猪瀬知事がプレゼンか何かおっしゃっていた
「東京は財布を落としても戻ってくる。全額お金は入ったままで」
というジョークがありましたが、あれは事実ですよ。
私が大学生のときに、一橋大学の友達の家に原チャリに乗ってそっち方面に遊びに行ったことがあり、
その帰り道で財布を落としてしまったことがありました。
もう、そのときのショックたるや、ものすごいものがありました。飼っていた金魚が死んだときよりショックでした。
その友人の家を出て原チャリに乗ったときにはポケットに入っていたので、原チャリに乗りながら途中で落としたわけです。
気づいた後、1時間近く探し回ったのですが、見つからず。
もうお金やら大事なものがたくさん入ってましたから、半泣きになりながらもう無理だとあきらめようとしたときに、ふと、
「そういやあの交差点に交番があったな。届いてるわけないけど、まあ一応言ってみるか~」
と思い、途中にあった交番に全く期待せずに行きましたところ、なんと私の財布がその交番に届けられていたのです。
しかも、財布の中身は全部入ったまま!(゚口゚;
もう完全にあきらめていたので、財布にお金が全額入ったまま交番に届いていた事実にあまりにも感動して、対応してくれた警官に
「ありがとうございます!!めっちゃ感動しました!!この国も捨てたもんじゃないっすね!!!!」
とかなんとか、なんだか偉そうなことを言ったのを覚えています。警官は苦笑いでしたが。
というわけで猪瀬知事の「財布を落としても戻ってくる。全額入ったまま」の話は、東京のよさをアピールするための比喩的な話とかジョークとかではなくて、
完全に事実であるということを、経験者としてここにお伝えしておきます(笑)
今回は思いついたことを適当に書いたので、なんだかよくわからない文章になりましたが、
とにかく東京五輪の開催決定は近年まれにみる素晴らしいニュースだったと思います。
一緒に「希望」を、最高の2020年を、迎えられるようにしていきましょう!
あなたが素晴らしい2020年を迎えられるように、微力ながら今後もこのブログで情報をお届けしていきます。
祝!東京五輪開催決定!