- 2025-7-28
- 勉強のやる気アップ法, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは中西です。
日中の勉強や仕事の生産性を考える上で、知っておいた方がいい用語の一つが
「BDNF」
です。
このBDNFとは「脳由来神経栄養因子」のことで、脳の神経細胞を守り、
(脳の神経細胞の)成長やつながり、シナプス(神経細胞同士が情報をやり取りする接点)の強化を助けるタンパク質として知られています。
このBDNFの具体的な役割は、脳の神経細胞の成長や修復をサポートすることで、
シナプスのつながりやすさを高め、
【 記憶力や学習能力にプラスの影響を与える 】
ことがわかっています。
さらにストレスに耐える力や気分の安定にも影響しています。
このBDNFが重要とされる理由は、BDNFが多いほど脳の柔軟性・可塑性が高く、認知機能や学習能力が良好になるからです。
逆にBDNFが少なくなると、うつ症状や認知機能の低下、アルツハイマー病などの神経変性疾患との関連も指摘されています。
ものすごくざっくり言うと、
【 BDNFは「脳を元気にする栄養」のようなもの 】
という感じです。
よってBDNFを増やす行動を取ることで、勉強や仕事のパフォーマンスも高くなります。
では、このBDNFを増やすにはどうすればいいかというと、方法はいくつかありまして、ポイントのみ列挙しますと、
①運動(特に有酸素運動)
②十分な睡眠
③バランスの良い食事(オメガ3脂肪酸やポリフェノールなどの摂取)
④適度な新しい刺激(学習や趣味)。
といったものになります。
どれも自分の感覚としては気分が良くなったり、元気になったり、楽しかったり、エネルギーが充電されるようなものばかりですね。
この4つを意識して実行することで、脳を元気にする栄養分のBDNFを増やすことができるわけです。
そして実は、数日前にある大学で発表された最新の研究で、
このBDNFを増やす「もう一つの新しい要素」があることが分かりました。
これが個人的に非常に興味深かったのですが、このまま続けると少し長くなりそうなので、次回に続けます。
To be continued.


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