こんにちは、中西です。
本日は3月11日で、東日本大震災から12年になります。1回りしたわけで、本当に早いものです。
思うところは人それぞれあるかと思いますが、改めて思うのは日本が地震大国&自然災害大国だと言うことです。
世界で発生する地震の20%が日本で発生しますが、これだけでも凄いのに、日本の面積は世界の0.25%です。世界でもダントツの地震大国といえます。
地震以外にも、台風・大雪・大雨・津波・火山噴火など、あらゆる自然災害に襲われやすい国です。
問題は、この世界トップクラスの自然災害を、インフラ(道路や橋や堤防など)の整備や建築技術によって、かなりのところまで押さえ込むことができるにもかかわらず、それができなくなっていること。
理由は「財源」の問題です。
メインメルマガの方で何度もお伝えしてきましたが、この国に「財源問題」は存在しません。理由はシンプルで国債を発行すればいいだけだからです。
しかし、「それには限界がある」と財務省によって政治家も国民も思い込まされてきたのが日本の悲劇といえます。
インフラや建築と言うのは、最も大規模にお金がかかる分野ですから、政府が財政出動をしてこういった公共投資にお金を使うことで、民間にお金が流れてきます。それが経済を思いっきり活性化させます。
つまり、政府が大規模なお金を出して公共投資を行う事は一石二鳥であり、国民の安全保障の意味でも、経済成長の意味でも、「メリットしかない」のです。
ところが、その公共投資を「お金がかかる無駄なこと」「財源がないから削るしかない」などとして予算を減らしまくって、国民の命に関わる大事なインフラ整備を行って来なかったのが日本です。おまけに国の根幹である経済まで悪化させてきた。
財務省は、緊縮財政によって国民を貧困化させたばかりでなく、実は正しい財政政策を行っていれば亡くなることはなかったはずの人たちの命も、間接的に奪ってきたと言えるのです。
今後も地震を始めとする自然災害は起こり続けますが、そこで多くの方々が亡くなった場合、それは本当に自然災害で亡くなったのでしょうか。
私は相当な割合で財務省及び彼らの洗脳プロパガンダを見抜けなかった政治家と国民と愚かな経済学者たちによる「人災」だと考えています。
引き続きメルマガでこの手の情報はお届けしていきますが、よかったら皆さまもこの機会に改めて考えてみてくださいませ。