- 2022-6-16
- 経済の話
こんにちは、中西です。
参議院議員選挙の投開票日が7月10日に決まりました。
そんな中、岸田総理が記者会見をし、今問題となっている各種事案についての対策本部の設置を表明しました。
▼【速報】物価高対策で岸田総理がトップの「物価・賃金・生活総合対策本部」立ち上げへ(テレビ朝日系(ANN))
現在の日本の問題の真相を根本的に理解している人たちからすれば、こんな対策本部は茶番といいますか、焼け石に水であることがわかると思います。
京都大学藤井聡教授に至っては、岸田総理を最大級に批判する記事を公開されています。
▼京大教授が猛批判。“クズ中のクズ”岸田首相が支持率7割の亡国ニッポン
▼【藤井聡】 「岸田総理」的政治でデフレが続く限り、イーロン・マスク氏の「日本はいずれ消滅するだろう」との予言は必ず実現する。 | 「新」経世済民新聞
私自身もここに来てまだ消費減税すら頑なに拒む岸田総理は、もう本当に絶望的なまでにダメな総理だと、どれだけ言葉を費やして批判しても批判できないほどの重罪人だと心底思っております。
ピンとこない方のために簡単に言いますと、今の日本の最大の問題は言うまでもなく経済低迷による国民総貧困の状態ですが、その原因は緊縮財政だからです。
別の言い方をすると、政府が国民に財政出動をしないから。それどころか一切不要な増税をしまくり、国民から強盗以上に莫大な富を奪っていく。
「なぜ政府がお金を出さないのかわからない」と言う国民もすごく多いのですが、何度もこのメルマガでは言ってきたように、
財務省が国民から徴収した税金を、自分たちの手で自由自在に扱える予算管理権と言う絶大な権力を維持したいために、30年にわたり
「増税しないと大変なことになる」
「プライマリーバランス(政府の収支)を黒字化しないと大変なことになる」
と言う100%完全な大嘘を、政治家とマスコミと御用学者を通して、国民に広げて洗脳してきたからです。全部証拠は山ほど上がっています。
で、財政について何も理解していない政治家の典型例として岸田総理は、その財務省側の嘘にまんまと騙され、この国民が大困窮している超非常事態にもかかわらず、国民側にお金を出そうとしないわけです。
その根本的なやるべき対応(財政出動)をやらずに対策本部だけ設置しても、そんなものは何の意味もないと言うことです。まさに茶番。
逆に財政をまともに理解しているアメリカは、コロナにおいて根本的に必要な財政出動をしまくったおかげで、景気がめちゃくちゃ回復し、国民の需要が高まってインフレ率が上がり、そのおかげで(景気加熱や物価高を冷ます)金利を上げる政策をするにまで至っています。
要するに、このまま岸田文雄という愚かな政治家が総理大臣を続けている限り、私たち日本国民はものすごい勢いで人生を壊され、これは例えでも何でもなく、ガチで命を奪われ、殺されていくと言うことです。
参院選でいろんな政党・候補者が主張を繰り広げていますが、まず上記の事実を理解した上で、真剣に考えて投票しないと、
いよいよ日本と言うタイタニック号も、沈没しかけているだけではなく、本体が真っ二つに割れるところまで行くかもしれません。
これほどまでの惨状で投票率がまた50%前後だったら、もはや国民の自業自得とも言えますが(つД`)
それではまた。