- 2019-5-12
- 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
勉強に集中するためには、その前提となる「やる気」を高めておく必要があります。
「やる気」と言う土台がないと「集中力」を発揮することができないんですね。
これを聞いて「ん?」となった人はこちらをどうぞ。まぁこれは私の考え方ですが。
参考:図解「集中力ピラミッド」
「集中力」「やる気」「モチベーション」の違いがハッキリわかる基準
ではなぜやる気が出ないのでしょうか。その理由ははっきり言って無数にあります。
今回はその理由の1つをお伝えしますと、
【 自己決定感の無さ(薄さ) 】
によってやる気が出ないパターンです。
「自己決定感」と言うのは心理学の用語ですが、意味はほぼそのままで、自分で物事を決定している感覚のこと。
この「自己決定感」がやる気に影響することが心理学の研究でわかっています。
例えば「宿題をやらなければならない」と言うふうに思っていると「やらされ感」満載です。これは自己決定感とは対極に近い心理状態になります。
この場合は、事実として「宿題をやらなければならない」としても、そういうふうに認識しないことです。
もうちょっと具体的に言うと、そういう「言葉」を脳内で使わないこと。これがポイントになります。「ねばならない」と言うのはやらされ言葉ですから。
ではどう言う言葉を使えば良いかと言うと、「宿題をやるぞー」とか「宿題をやろう」という表現を脳内で使うことです。
語尾がポイントで、言い方は何でも良いのですが、他人にやらされている感が出てしまう表現を使わないこと。
そして「〇〇をやろう」「〇〇をやるぞ!」と言う語尾を使って、「自分自身が決定して行動している」と、自分自身が認識できる表現にするわけです。
脳内で「宿題をやらないといけない」「宿題やらなきゃなぁ」といった「他人にやらされている感」が出ている表現を使っていると、
自己決定感がないので、脳が自然にやる気にブレーキをかけてしまいます。それぐらい人間の脳(心理)はやらされている感が嫌いなのです。
と言うわけで、最近やらされている感があるなと思う人は、動かせない事実は一旦置いておいて、その課題に向かう脳内の言葉を語尾だけ少し変換してみて下さい。
たったこれだけのことですが、やる気が高まる事は多いです。
そしてやる気が高まれば、集中力も比例して高まります。
それではまた。