- 2012-3-30
- 1ヶ月100記事企画, 効率的な時間管理術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
高校3年生が悩まされる問題として、
先日「受験勉強と部活の両立」や「定期テスト対策」の話をしましたが、
これ以外にもう1つ、高3の受験生が悩まされる問題があります。それが、
【 体育祭・文化祭などのイベント 】
です。
まあイベント自体は学校によって多少種類もあるでしょうが、
だいたいどこの高校でもやることはこの体育祭、文化祭だと思います。
はっきり言って、この2つはまともに取り組んだら、かなりの時間をとられます。受験に支障をきたさないと言ったら嘘になるでしょう。
とくに応援団に入るとか、文化祭の何らかのリーダー的な立場になれば、なおさらで、相当な時間をとられると思います。
それがイヤで、私のクラスメイトでも、いっさいそういったイベントには関わらずに、さっさと帰宅するスタンスの人もいました。
個人的には、体育祭も文化祭もまともに関わりたくないなら、周りに迷惑をかけない範囲であれば、そこから外れるのもアリかと思います。
で、そのタイプの人は、イベントに関わらなければいいだけですから、たいして問題はないわけですが、
問題は、しっかり体育祭も文化祭も楽しみたいと思っている人で、時間がなくなる心配をしている場合です。
かなり悩ましい問題だと思いますが、私の意見としては、
この手のイベントは、しっかり打ち込みたいという気持ちが強いなら、ガンガン取り組んでおいたほうがいいです。
単純に得難い経験を得られますし、一生の思い出にもなります。
逆にやりたい気持ちが強いのに、「勉強をしなければいけないから」と、
打ち込んでいるクラスメイトを横目に、中途半端な気分で勉強をやるくらいなら、思いっきり打ち込んで参加したほうが、
あとあと後悔しないですし、その後の勉強にも集中できるようになります。
体育祭や文化祭に思いっきり打ち込んで、そのことを後悔した人の話なんて、私は聞いたことないですよ(笑)
もちろん、しっかり打ち込むとなると、時間との戦いになるのでかなりの覚悟はしないといけません。
私の尊敬する部活の先輩は、文化祭のある部門のリーダー的な立場もやっていて、2時間睡眠で勉強とリーダーを両立させていました。
最後は、その部門を優勝に導き、おまけに現役で難関国立大学に合格されていました。
これはかなりトップレベルの人の例だと思いますが、そこまででなくとも、イベントに打ち込むということなら、それなりの覚悟は必要です。
ただ、勉強と違ってこっちは楽しいことですからね。しっかりやれば充実度は半端じゃないでしょう。
迷うくらいなら、受験勉強が多少犠牲になっても、思いっきり体育祭なり文化祭に打ち込んで、貴重な経験と思い出を手に入れた上で、
その後はすぐにパッと切り替えて、受験勉強に超集中するようにしてほしいと思います。