- 2012-3-25
- 1ヶ月100記事企画, 受験を突破するマインドセット, 受験勉強のスタート準備
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
前回、難関大学合格者の77%が部活に打ち込んでいた調査結果をもとに、
「部活は受験勉強の妨げにはならない」
という話をしました。
ただこれには1つ注意が必要で、難関大学合格者の7割以上が部活をやっていたといっても、
それは「部活が終わるまで、受験勉強をしていなかった」ということではありません。
たしかに前回の調査結果の話では、難関大学合格者の半数が1学期まで部活をやっていて、
夏以降まで続けていた人ですら15%もいたわけですが、
その人たちは、当然、部活をやりながら、時間がないギリギリの状態の中で、受験勉強をしっかりやっていたのです。
このあたりを勘違いして、
「部活が終わってから、マジで受験勉強を始める!(>_<)」
「夏から本気になる!(*_*)」
と、本格的に勉強を開始するのを「部活終了後」と位置づけてしまう人がいます。これは危険です。
もちろん、部活が終了したら時間もできるわけですから、そこから“より長時間勉強ができる”ということにはなるでしょう。
ただ、受験勉強を本格的にスタートするスイッチの入れどころを、「部活終了後」としていたら、間に合わなくなる危険性も高くなります。
人はなぜか「本気になる」のを後回しにしがちです。
また、「後々の自分なら、本気になっている気がする」みたいに、未来の自分は本気になっているに違いないと考えます。
こういう後回し発想をする人は、いつまでたっても真剣に勉強をやらないことが多いです。
部活をやっても難関大学も志望校も受かることはできます。少なくとも、それが受験の妨げにはならないことは、多くの先輩たちが証明しています。
が、だからといって、受験勉強の本格スタートを「部活終了後」に位置づけていいという理由にはなりません。
部活をしながらの受験勉強は大変だと思いますが、決して真剣に勉強を開始する時期を後回しにしたりせず、
4月になったら、ぜひ本格的に受験生モードに入るようにしてほしいと思います。