- 2012-3-15
- 1ヶ月100記事企画, 勉強の習慣化, 特集カテゴリ2(倉庫)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強というのは、複数の科目・複数の分野に
わたってやっていくものなので、
ほとんどの人にとって、必ずと言っていいほど、
苦手科目(苦手分野)
というのは存在します。
そしてたいていの場合、
それら苦手科目(分野)の勉強をするのは、
かなりの苦痛を伴うわけですね。
結果、どうなるかというと、
その科目(分野)の勉強をするのが、
超おっくうになります。
で、ついつい後回しになっていった結果、
「あ~全然進んでない(>_<;)」
といった泣きたくなる状態が訪れるわけですね。
他の勉強はサクサク進むのに、
その苦手な勉強だけ、なぜかずーっと止まったまま。
その止まった期間が長引けば長引くほど、
【 意識の中で、超重い“バケモノ”になっていく 】
ことが少なくありません。
「やらなきゃ、やらなきゃ(ノд-。)」
と思っているうちに、
それをやるのが重くなってしまい、
時間とともに、どんどんデカい“バケモノ”に
なっていくわけです。
誰でもバケモノには触りたくありませんから(笑)
やましい気持ちが残りつつも、
「もう明日やろう。なんとなく明日ならやれる気がする。
明日なら、やれるテンションになってる気がする(ーдー)」
みたいな言い訳が出てきて、
延々と先延ばしになっていくのです。
こういうとき、どうすればいいのでしょうか?
実は、根本的な「考え方」の部分を
ちょっと変えるだけでうまく行く場合がほとんどです。
たとえば、その重くなってしまった勉強の、勉強量を
10としますね。
それが重くて、延々と先延ばしになっている状態のとき、
たいていは、
「10を完璧にやろう」
という考え方が、心のどこかにあるのです。
「早く10やらなきゃ。今日にも10を完全に終わらせなきゃ」
と考えてしまっていることで、
その「10をやるしんどさ」をイメージして、
やる前に心が疲れてしまうわけです。
よって、「完璧にやろう」とするのではなく
「まず手をつけよう」
と考えてください。
10を完璧にやろうとしないで、
まず1だけを、とりあえずやってみることにする。
すると、一気に心理的な壁が10分の1になり、
とりあえず、「手をつける」ところまでは
できるようになります。
しかし不思議なことに、
たった1をやっただけでも、その
「とりあえず手をつけた」
という実績が、あなたの心の中にあったバケモノを
消滅させ、
では2、あと3もやるか、じゃあ4も・・・というように、
どんどんと次の段階へ、スムーズに進めることが
できるようになるのです。
きっかけは、深層心理にあった
「完璧にやろう」という考えを捨て
「まず手をつけよう」
と、考え方を変えたこと。
たったそれだけのことで、あんなにも辛く重かった
バケモノが、消えてくれますヾ(´▽`)ノ
勉強をしていて、
「あ、これはけっこう重いぞ」
「あ、これは先延ばしにしてしまいそうだ」
と危ない予兆を感じたら、
それがバケモノに変身する前に、
「まずは1だけ手をつける」
ようにして、
バケモノの卵が孵化(ふか)する前に
ささっと退治しておいてください^^