- 2012-3-14
- 1ヶ月100記事企画
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
これはどちらかというと、新高校1~2年生に知っておいてほしいことなのですが、
あなたが志望校を決定したとき、その大学に本気で合格する計画を立てる上で、
学校のカリキュラムが、ものすごく足を引っ張ることがあるという点です。
あまりこれまでそういうことを考えたことがなかった人は、学校のカリキュラム(授業、時間割り、課題など)を真っ正直に信じて受講しているかもしれませんが、
それがあなたの志望校対策としてベストな選択肢どうかは、よくよく慎重に考えてみる必要があります。
というのは、ほとんどの学校には「学校として生徒に行ってほしい大学」というのがあるからです。たとえばですが、
「ぜひ国立大学へ行ってほしい!」
「有名私立大学に行ってほしい」
「県で有名な○○大学へ合格者を出したい!」
といったものですね。
そして多くの場合、その「学校として生徒に行ってほしい大学」へ合格者が出やすいように、カリキュラムが組まれれています。
私のいた高校は県立高校でしたが、先生たちは皆ものすごく国立大学押しでした。もう押し押し(-_-;)
「私立大学が第一志望です」なんて言おうものなら、もう邪教信者のような扱いでした(笑)少なくとも、空気的に「私立大学」という言葉を超言いづらい雰囲気が漂っておりました。
これまでメルマガやブログ・OCPで多数の受験生と接してきましたが、生徒さんが行っている学校も、そういう学校は少なくなかったです。
別にそれ自体はそれほど悪いことだとは、個人的には思いません。学校として生徒の進学に対して、ある種の意向があるのは当然だとも思います。
ただ、その学校の中にドップリと浸っている生徒としては、よほどしっかり自分の意志を持っていないと、
学校のカリキュラムをそのまま真に受けて、ズルズルと時間を流してしまう危険性があるということです。
あなたの志望大学と学校の意向がピッタリ合うのが理想ですが、そうならなかった場合は、
かなり慎重になって、あなたにとって何が必要か、何が必要でないかをしっかり見極める姿勢を持つことが合否の鍵を握ってきます。
くれぐれも安易に、学校独自のカリキュラムにズルズル流されてしまわないよう、注意しておいてほしいと思います。