- 2012-3-7
- 1ヶ月100記事企画, 効率的な勉強法~基礎編~, 参考書学習テクニック
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今回の記事は⇒「これから勉強を始める高校1~2年生」が対象です。内容が参考になりましたら、本文最後で応援クリックをもらえると嬉しいです。
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回の話は、受験勉強の初級編。
高校1~2年生も含めて、これから勉強を本格的にやります(>_<)という方へ。
受験勉強の王道は、
「参考書を完璧になるまで繰り返すこと」
です。
どういう形で繰り返すのかは、扱う参考書によっても違いますし、人それぞれのやり方があると思いますが、
参考書にガンガン線を引いて覚えていく場合も少なくないと思います。
で、初心者の方によくある失敗なのですが、「1周目から『覚えるべき箇所』に線を引きまくって、参考書が線だらけになる」というパターン(*_*)
「覚えるべき箇所」や「重要な箇所」に線を引いているわけですが、まだ1周目なわけですから、そんな「覚えるべき箇所」だらけなんですね(笑)。
にもかかわらず、頑張って線を引こうとするものだから、結局ほとんどが線だらけ。
これでは、あとで見返しても何が重要で、どこが覚えるべきポイントなのかわかりません。
なぜこんな失敗をしてしまうかというと、
参考書をやる前の「事前のシミュレーション」が足りないから
です。
線を引くのなら、いきなりやり始めるのではなく、まずざっと全体を見て「どれくらいの線の量になりそうか」を想像してみます。ここはザックリでかまいません。
その結果、線の量がかなり多くなりそうなら、「1回目は線を引かないで進める。2回目から線を引いていく」といった判断ができます。
この件に限らずですが、何か新しい勉強をスタートするときは、最初の時点でよくよく「事前のシミュレーション」をしておかないと、あとで取り返しがつかないことにもなりかねません。
何か新しい勉強をするときに、最初のちょっとしたシミュレーションをめんどくさがって、いきなり手をつけたりするのはやめましょう。
必ず初める前に、ちょっとだけ時間を使って「これをやっていくと、このあとどうなっていくのか」ということを、よく想像するようにしてください。
それだけで防げる無駄な時間は、本当に多いですから。
ぜひ参考書のスタート前には、しっかり事前にシミュレーションしてから開始するようにしてくださいね。