- 2011-7-26
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ここ1週間くらい「夏休みのすごし方特集」となっております(^_^)/
どの程度それが関係してるか定かではありませんが、
ここ数日、ブログのアクセス数が5500PV/日くらいになってるようです。。
毎日2000人以上の方がご覧いただいてるもよう。うーん恐縮です。恐縮というか恐いです。。
こんなブログに来てもらって本当にすいません(/_;)。よくわかりませんがなんとなく謝っておきます。。
近所のスーパーに何かのお祭りで2000人が来てたら、お客さん自身も「今日はすごくにぎわってるな~」とすぐにわかるわけですが(何の祭り?)
ブログは同時に何十、何百の人が見てても、見てるほうはにぎわい感なんて何もないですからね。まあ、だからいいんですけれど。
たまにサイトによっては「今、このサイトを○人が閲覧中」みたいな表示がされてるときがありますが、
数字がやたら生々しくて個人的にはちょっと引くんですよね。夜中とかに見てて「現在2人が閲覧中」って言われたら、もう1人がどんな奴か気になって集中できんです(;´Д`)
余談ですが、ブログを書いてる方からすると、訪問者数が2人でも2000人でも、感覚的にはほとんど変わらないです。
昔、「報道ステーション」の前身の「ニュースステーション」というニュース番組があったのですが、
この番組の全盛期で視聴率がすごかった頃に、司会の久米宏さんが
「この番組は何千万人も見てるのですが、私は何千万人に向かって話しかけてるつもりはないです。
お茶の間でテレビを見てる、1人の人に向かって話しかけてます」
なんて言ってました。なるほどなぁと。そうなんですよね。テレビに限らずブログもメルマガも、いわゆるメディアというのは
結局は何人が見てようと、「1人に対して伝える」つもりでしか、物事は伝えられないんだと思います。
「みんなに伝えよう」とした瞬間、焦点がぼやけます。
誰に向かって話してるのか、逆にわからなくなって、メッセージ性が弱くなるんですね。
なので、私は「一人の受験生Aさん」に向かって書くしかないのです。
ところがそうやって「一人の受験生Aさん」に向かって書くと、メッセージが明確になりますので、
結果的に、受験生でない、たとえば「資格試験を目指してる社会人のBさん」にも伝わりやすくなるんですね。
なので「みんなに」ではなく「一人のAさんに」向かって書くというのが、情報を発信するときのコツの1つだと思います。
というわけで、受験生ブログなのに、今いったい誰に何の話をしてるのかよくわからなくなってきたので(笑)、本題へ。
ちょっと前の記事で、
「夏休みは、受験の天王山である」
といった話を、やや突っ込んで解説しました。
「受験の勝負は、夏休みに決まる」といっても過言ではないわけです。
そして、ここでもう1つ強調しておきたいことがあります。
受験の勝負が決まるその夏休みの中でも、とくに重要なのが
最初の10日
だと私は思っています。つまり
夏休みの勝負は、最初の10日で決まる
といっても大げさではないと考えています。
これまで通常の授業のために学校へ行って、その後夕方から塾・予備校に行って・・・
という生活パターンがあったわけですが、夏休みになったとたん、そのパターンがガラっと変わります。
そして、講習などの予定がとくにない限り、基本1日中自由に使える日々が始まるわけですが、
ガラッと生活が変わった最初のうちに、しっかり1日中勉強する習慣をつけておかなかった場合、
夏休みの中頃になってから、ある時突然目覚めて、それまで以上に長時間勉強ができるようになる( ´∀`)
なーんてことには、まあ十中八九ないでしょうね。
だいたい、最初の10日位で身につけたペースで、最後まで行くことが大半です。
「俺は、今はたいして勉強をやれてないが、夏休みの途中くらいから突然目覚めて、本気で勉強をやり出すのだ!(・∀・)」
という、なんというか「後日本気モードになる俺」に期待してる人は、
限りなく高い確率で、夏休み最後まで「何もしてない俺」で行くことになるでしょうね。私が現役時代にそんな感じだったからわかるのです(笑)
「最初の10日」に人生懸けるくらいのつもりで、本気で勉強に取り組んでください。
「最初の10日」につかんだペースで、大体は夏休み最後まで行ってしまいますから。「後日本気になり出す俺」は存在しない幻です(笑)
幸い私が主催してるOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)のメンバーたちは、すでにほぼ全員が自分のこれまでの壁を突破して、
長時間勉強(平均10時間以上)の勉強に慣れることに成功しています。あとはそのペースを維持するだけの状況。今の時期であれば、この形が理想だと思います。
人生は受験で決まる要素が大きく、
受験は夏休みに決まる要素が大きく、
夏休みは最初の10日で決まる要素が大きいなら、
あなたの人生は、今この10日ほどの頑張りで、大きく左右される可能性が高い
ということになると思いませんか?
そういう「人生のポイント」が見えている人は強いです。「今が超大事!」って気づいてるので、
「最低でもこの10日だけはしっかり頑張ろう(・д・)」
と思って行動できるから。「もうちょっとしてから、本気出すぜ」なんて、恐くてできるはずがないです。
人間はみんな弱い生き物ですから、「急に変わるのは難しい」という前提に立っておいたほうが確実です。
夏休みになって環境が変わった「最初の10日」の間に、長時間勉強のペースをつかめなかった人は、
途中で人が変わったように急にやり出す、なんていう都合のいい変身はたぶんできないです。
ぜひ今の重要性を理解してください。
そして、「最初の10日」のうちに、なんとしても自分の納得できる長時間勉強のペースをつかんでおいてください。
最初にそれを習慣化して慣れておけば、あとはそのペースを維持するだけなので、
最後までそのペースで行くのは、それほど難しくはありませんから。
何でもそうだと思いますが、「頑張るべき時に頑張る」のがポイントです。
そのポイントをはずすと、後日、無駄に必要以上の負荷がかかってきます。いわゆる「ツケが回ってくる」というやつです。
そうならないためにも、頑張るべき時に頑張る。そのタイミングをはずさない。
これが受験を成功させるコツだと思います。