- 2014-5-11
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、「自分を変える」というお話。
人間だけが持っている不思議な欲望です。
私はこれまで受験生のお悩みを中心に、
たくさんの方々から多種多様な相談を受けてきましたが、
いただいた相談の中でもトップクラスで多いのが
「自分を変えたい」という内容でした。
相談内容やテーマは人によっていろいろあり
表向きはそう表現していないことも多いのですが
突き詰めていくと、その内容はようするに
「自分を変えたい」
というテーマになっているこがとても多いのです。
何年もかけてたくさんの相談を受けていくと、
「ああ、ようするにみんな
『自分を変えたい』ってことなんだな」
というのがわかってきます。
以前、ある経営コンサルの方が
「人がもっとも楽しいと感じるのは、
『自分が変わったとき』だ」
とおっしゃっていたのですが、
まさに「自分が変わる」ということは、
多くの人にとって最大のテーマであり、
最大の楽しみでもあるわけです。
ところが、自分を変えるときに
“絶対に必要な条件”
があることを忘れてしまう人が多いです。
しかもそれは当たり前のことなのに、
私も含めて誰もがつい忘れてしまいがちなのです。
その自分を変える条件というのは、
【 これまでと「違うこと」をしないといけない 】
ということです。
冷静に考えれば当たり前なのですが、
今までと同じ行動で、同じ生活パターンで、
同じ環境にいるままでは、これまでの自分と
何も変わりようがないです。
「自分を変えたい」と思っている場合は、
「気持ち」についてはもう切り替わっているので、
あとは「行動」「生活パターン」「環境」といった部分で、
「これまでとは違うこと」
をしてガラッと切り替える必要があります。
人は何よりも「変化」を恐れる生き物です。
なんとも皮肉ですね。自分の変化を何よりも楽しいと思え、
それを望んでいる生き物なのに、
同時に、その変化を何よりも恐れる心理があるわけです。
神様のいたずらなのかもしれません。
そんなわけで「自分を変えたい」と思う人は、
必然的に心のどこかで
「えいや!」
とちょっと思い切る形で
「これまでとは違うこと」
をする必要がどうしてもある、ということなのです。
この「えいや!」なしでは、
習慣の積み重ねや日々の改善による
「成長」はできるのですが、
自分をガラッと変えるほどの
大きな「変化」をするのは難しいです。
「見る前に跳べ」なんていう言葉もありますが、
自分を変えたいなら、この
「えいや!」とか
「おりゃ!」とか
「もう知らん!」とか
「おっしゃ!やったる!」などといった(笑)
“心の叫び”を一瞬あげて、
「これまでと違うこと」をやってみる以外にないです。
「自分が変わる」という、
人としての最大の楽しみを味わうために、
ちょっとだけ“心の叫び”をあげて、
「これまでと違うこと」
をやってみてください。
あなたが今やるべき
「これまでと違うこと」は何ですか?
その先に、心から楽しい毎日が待っています。