- 2012-4-29
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
たった今、メルマガを書こうとして
パソコンに向かったら、
その直後に地震が発生しました。
ニュースを見ると、千葉で震度5弱だったようです。
私は東京の自宅だったのですが、
揺れ自体は強くはなかったです。
・・・で、パソコンに戻ってメルマガの執筆を
再開しようとして、ふと思いました。
「読者さん、地震の時のあの話知ってるかな?」と。
実は、地震が起こったときに、多くの人がとる
「ある行動」は間違っているという話を、
先月私が好きな某雑誌で防災の専門家が書かれてたんですね。
それ以来、私は地震直後の行動を変えたのです。
場合によっては人命に関わる可能性もありますので、
「これをいずれ読者さんにお伝えするつもりなら、
1日でも早いほうがいいな」ということで、
今回は急遽、今週募集を開始するOCPの話をいったんおいて、
予定変更で地震対策についての話でいきます(゜_゜>)
よく、「地震が起こったら、すぐに机の下に隠れろ」
と言われないでしょうか?
学校でもそんな訓練が必ずあるかと思います。
というか、学校の避難訓練ってだいたい机の下に隠れるはず。
で、家でもそうしよう、みたいな話になっています。
私はこの行動について、防災の素人ながら
以前からちょっと疑問だったんですね。
「家がつぶれたら、机ごと潰れるのでは(;゚Д゚)」と。
それについて、防災システム研究所の所長で、
防災・危機管理アドバイザーの山村武彦さんが、
3月発売のSAPIOという雑誌で次のようにおっしゃっていました。
「地震の揺れを感じたら『机の下に潜り込む』のではなく、
『ドアを開けるなどして避難口を確保し、
ただちに安全ゾーンに移動する』のが正解」
(今雑誌が手元になくて記憶で書いております。。話の趣旨は間違いないです)
阪神大震災では、亡くなった人の90%近くが
家屋倒壊による圧死だったそうで、
家屋が倒壊した場合、やはり机もろとも家の下敷きになってしまうようです。
メキシコの地震でも、多くの子供たちが机の下で潰されて亡くなっていた
ということを、レスキュー隊が話していたそうです。
「死にたくなかったら机の下に隠れるな」ということでした。
この「地震発生時の初期行動」をどうするかは、
生死を分けると言っても全く大げさではありません。
私は自宅にいるときは、すぐ手に取れる場所にヘルメットを置いてあり、
地震が起こったら、毎回どんな小さな地震の場合も
一瞬でそのヘルメットをかぶり、すぐ外に出られるようにしますが、
この話を聞いてからは、
机の下には潜る行動はやめました。
ちょっと前に一度、地震直後に佐川急便さんが来たのですが
私服に白ヘルメットをかぶったまま玄関のドアを開け、
荷物のサインをしたくらいです(;´Д`)
メットをかぶりながら
「いや~今地震でしたよね」と大人の会話をしました。
というわけで、何を信じるかは人それぞれですし、
私は防災の専門家でもありませんが、
少なくともテレビなどでもお馴染みの防災アドバイザーさんは、
「机の下は間違い説」をとなえていらっしゃいますので、
このメルマガだけでは信用ならない方は(笑)、
ぜひGoogleなどで「地震 机の下 間違い」とか
「地震 机の下 危険」とか検索して、
ご自身なりに一度調べてみることをおススメします。
P.S
ちなみに、SAPIOに掲載された話については、
こちらのサイトに比較的詳しく書かれてありました。