- 2012-8-30
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
現在、当会では
「夏休みラストスパート・オンライン合宿」
という、OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)の
スピンオフ企画を実施しています。
参加したメンバーの一人からこんな感想をいただきました。
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OCP良いですね。
月と火の2日間で、1週間分の勉強をした気分です。
それくらいやりきった感があります。
それも見られてる効果だと思います。
(中略)
これにはしびれました。OCPに入るまでの勉強方法に
確実な+αが加わりました。
一生モノの何かは早くも手に入れました。
ありがとうございます。
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さて、今回のオンライン合宿に参加しているある男の子が
「日中、なぜかよく眠気が襲ってきます。どうすればいいのでしょうか。」
と書いていました。聞くと睡眠時間は6時間程とのこと。
別のある女の子は、
「6時間も寝ているのに昼間すごく眠いです(;_;)」
と言ってました。
こういう人、すごく多いんですね。「こういう人」というのは、
「6時間も睡眠を取れば十分なはずなのに、なぜ眠いの!?ヽ(;▽;)ノ」
などという悩み方をしている人のことです。
これまでOCPメンバーだけでも
こういう人はものすごい数いました(笑)
たしかに睡眠時間というものには個人差があります。
短眠型の「ショートスリーパー」タイプから
長眠型の「ロングスリーパー」の人まで。
余談ですが、前者の場合、4時間ほどの睡眠でも全然平気だったりします。
たいがい、活発で明るく、行動派のタイプです。
逆に後者のロングスリーパーになると
9時間どころか、10時間以上睡眠をとる人もザラにいます。
多くは性格は内向き、頭を使いまくる職業の人に多いです。
で、受験生にとって睡眠時間はどれくらいがベストかというと、
これまで研究してきた無数のデータと
数え切れないほどOCPやブログ・メルマガの相談で受けてきた
睡眠時間の悩み相談から総合的に判断しますと、
【 1日中勉強する受験生の睡眠時間は、
ほとんどの場合、6時間では全然足りない 】
と言い切っていいと思います。
「全然足りない」というのは、
あくまで「1日中勉強の集中力を持続すること」
を目的とした場合の話です。
この場合、6時間ではまあ足りないことが大半です。
たとえば夏休みに1日10時間を超えて勉強している人で
睡眠時間が毎日平均して6時間で十分ということは
ほとんどありえないと思います。
この場合、自分で自覚できてなくとも
脳はたいがい十分に回転できてないです。
睡眠が7時間を切ると大幅に作業効率が落ちるという
研究データも複数あります。
ある超有名進学校では、
受験期になると9時間睡眠を生徒に推奨するそうです。
多くの受験生と接していて思うのは
なぜかわかりませんが、
「7時間、8時間も寝ていたら恥ずかしい(*_*)」
という変な基準を、根拠なく勝手に作っているのです。
「友だちに『6時間も寝ていたら受からないよ』と言われました」
なんて相談を受けたこともあります(笑)
その友達がどれほど日頃集中できているのか
ぜひ伺いたいものです。
もう一度断言しておきますが、
1日中頭をフル回転させて勉強する受験生にとって
【 6時間睡眠では足りない 】
のです。
6時間の睡眠だと、午前中はうまく乗り越えられたとしても
脳が疲れはじめる午後以降になると
長時間におよぶ眠気が続くはずです。
この基準に個人差はほとんどないです。
最低でも95%以上の人に当てはまる基準だと
私は考えています。
「6時間寝ているのに、なぜ眠い??」
などと悩む意味はありません。
単に睡眠が足りてないだけです。
1日中頭をフル回転させて集中し勉強したいなら、
最低7時間以上寝てください。できれば8時間前後寝てください。
「そんなに寝たらもったいない(´д`)」
などという感覚を持っている方が
よほどもったいないことだと早く気づいて下さい。
十分な睡眠時間をしっかり確保することも
受験勉強における1つの科目だと考えてほしいと思います。