- 2011-5-18
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
2億冊売れてるマンガ、「ワンピース」がとうとう中国の新聞でも連載されるそうですね。
「ONE PIECE」が中国の新聞で連載開始、初の試みに歓喜するファン続出。
このマンガ、私は10年くらい前に読もうと試みたことがあるんですが、
結局よくわからないまま今にいたっております。ファンの方にすれば不届き者になるかと(*_*)
仲間とともに「海賊王」を目指しているのは知ってるんですよ。主人公の腕がめっちゃのびることも知っております。
で、理解できないのですが、上のニュースによると中国では「海賊王」ではなく「航海王」と変更されたそうなんですね。
このマンガの素人ながら「えー!!そこって変えたらあかんのちゃうの!?」と思うわけですよ。だって、それがメインテーマなわけでしょ??メインテーマの名称を変えていいのかいなと。
ドラゴンボールは、7つ集めるとドラゴンが出るからドラゴンボールというわけですが、
この物語の名前を「タツノオトシゴボール」とか「大蛇ボール」とか「子豚ボール」とか「ダンボール」とか「ダン・ケネディ」とか「JFK」とか言ったらおかしいわけです(最後2つは遊び( ´∀`))
中国で「海賊」という言葉は、禁句にするほど生々しい何かがあるんでしょうかね。これ以上書くと毒舌になるのでやめときますが。。。
そういえば、私の知人で今年から某県の中学校で美術の先生してる人がいて、その人がワンピース大ファンだったんですけど
ある日「ワンピースの魅力って何なんですかね?」みたいにさらっと聞いたら、「おお!よくぞそれを聞いてくれました!!待ってましたー(*^-^*)」みたいな顔になって、その後延々とその話。
その知人によると、なんともう作者の尾田先生的には最終回までのストーリーがすべて決まっているとか。しかも最初に連載がはじまったときから、物語の最後までの内容が決まっていたそうです。
さらに、60巻ほど出てる今現在で、まだその物語は半分ほどだとか。
尾田先生は、もうワンピースで、漫画家人生を終わらせると最初から決めてるそうです。
ってどこまでホントか知りませんが、その大ファンの知人はそう言ってましたね。真偽は知りません(゚Д゚)
えーっと、このブログは・・・たしか受験ブログだったような気がしてきました。
まだワンピースについて話したいネタがあるんですが(読んでないくせに。。)、元に戻しましょう。
本題。
昨日はめずらしく科目別の勉強法について書きました。ふだんはあまり書かないようにしてるんですけどね。
<前回の記事>
かなり危険な現代文の勉強法
ついでなんで、今回もその流れで、私の考える数学の勉強法について。
数学の問題を解くまでのプロセスって、本質の部分はどれも同じで
1,問題を読む
↓
2,解法を考える
↓
3,解法がひらめく
↓
4,回答を書く
結局はこの4つの流れを踏むわけです。これはたぶん例外はないはずです。
この4つの流れの中で1番重要なのは、間違いなく3(解法がひらめく)の部分だと思うんですね。
それが、ひらめかないことには、4の「回答を書く」にいけませんから当然です。
でも、実力をつけるために問題集をやるときに、
2の「解法を考える」に重点をおく人が少なくありません。
しかし私は、自学自習で問題をやるときに、この2に重点をおいて「解法を考える」ことに時間をかけるのは、2つの意味で問題があると思っています。
その2つとは、
1、時間がかかるため、問題をこなす量が激減する
2、数学が嫌いになりかねない
という2つ。とくに私のような文系で数学嫌いの人にとっては、この2つが致命傷になりかねません。
1つ1つの問題を、はじめからじっくりウンウン唸(うな)って考えていると、時間がどんどんすぎていきます。
自分にとって苦しい時間が長く続くわけです。しかも、ぜんぜん問題集も進んでいかない。
これで数学が好きになれるほうがどうかしてます。ふつうはこの悪循環に陥ったら嫌いになりますよ。
そもそも、受験の数学って「解法を自分で0から発明する科目」ではないと思うんですね。
それは数学の専門の方がやることであって、受験生がやるのは、「解法を考える」というより厳密には、
解法を思い出す
しかないのです。
もちろん、難問になってきた場合には、解法と解法の組み合わせで新しい回答を導き出すこともあると思いますが、
それであっても、0から何か自分の頭で解法を考えるのではなく、
過去に自分の頭にインプットした複数の解法を「思い出す」という作業をして、それを組み合わせているわけです。
3の「解法がひらめく」が大事と上で書きましたが、実際には問題が解けたときは、「ひらめいた」わけではなく、「思い出した」だけです。
したがって、この
1,問題を読む
↓
2,解法を考える
↓
3,解法がひらめく
↓
4,回答を書く
という4つの流れは、もっとより厳密には、
1,問題を読む
↓
2,解法を思い出す
↓
3,回答を書く
という、この3段階だけなんですよね(ポイントだけいえば)。
したがって、2の「解法を思い出す」ことができるかどうかが、「回答を書ける」かどうかを決めるわけで、
であれば、重要なのは、
「解法を頭にたたき込んで、それを思い出せるようにしっかり記憶しておくこと」
だといえるのです。
この「解法を思い出す」ということを確実にする上で、「問題を見て、ウンウン唸って解法を考え続ける」という練習のやり方は必要でしょうか?
私は受験生時代、それが重要だと思ってたんですね。
「解法を記憶する」ことが重要だとはあるとき気づいたのですが、
それをしっかり記憶するためには、ウンウン頭を使って、考え続ける必要があると。
そうやって、考え続けてそのあと覚えた解法ほど、しっかり記憶に残りやすいと。がんばって考え続けた分、その解法を知ったときに印象に強く残るから、それが重要なんだと思っていたのです。
それも全否定はしないですが、そのやり方だと、私のようなそもそも数学嫌いの文系にとっては、
あまりにも辛い作業なわけです。わからないのにウンウン考えるのって。そのうち、エネルギーも使い果たして、数学が大嫌いになる(T_T)
でも、よく考えたら、そこまでウンウン唸って辛い思いして考えてから解答を見なくても、
まだ最初のうちは、すぐにその問題の解答を見て、しっかりそれを理解し、その後
何度も何度も反復する
ということをすれば、ウンウン唸って考えてから解法を見て記憶するのと変わらないほど、
いやそれ以上に、しっかりとその解法を覚えられることに気づきました。
最終的に行き着くところは同じなのに、さっさと解法を見てその浮いた時間で何度も何度も反復した方が、
1、精神的な負担が小さい
2、覚えるまでにかかる時間が少ない
という大きなメリットがあります。
やはり、「反復に勝る記憶術は無し」(←って今勝手に作った(・ω・))だと思います。
そこまで何度も何度も反復して、最終的にパッとすぐ解法を「思い出す」ようになれるのが数学の最終目的です。であれば、
別に最初の段階で、ウンウン唸って問題を考え続ける必要はないと私は思うのです。
それをやって数学が大嫌いになったり、問題を解く量が減ってしまっては意味がありませんからね。
いま数学嫌いの人や、数学にとる時間があまりない人、これから数学を始める人などは、参考にしてみてください。