- 2012-7-18
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
人間は年齢とともに時間が経つのが早く感じるようになりますが、
この理由の1つは、加齢とともに「一定期間」の
「過去の人生に占める割合」が小さくなるからです。
たとえば、10歳の子どもにとっての1年は
全人生の10分の1にあたります。
したがって、1年を振り返ってみても
「全人生の10分の1」ですから、結構な割合です。
よって、10歳の子にとって1年は長く感じます。
ところが40歳の大人にとっての1年は
全人生の40分の1しかありません。
したがって、1年を振り返ってみても、
「全人生の40分の1」でしかありませんから、
感覚としては「1年って短かい!」となるのです。
「10歳の頃の4倍くらいの早さに感じるぞ(;`O´)」
などと言う40歳のオジサンがいたら、
そりゃ「全人生の10分の1」と「全人生の40分の1」なら
1年が4分の1くらいの短さに感じてもおかしくないというわけです。
おそらくこの法則のためだと思われますが、
年齢を重ねれば重ねるほどに、
「受験って、ホントあっというまだったなぁ」
と感じるようになります。
受験生のときは、もう「一生これが続くのではないか・゚・(ノД`;)・゚・」
くらいに長く感じていたわけですが、
時間が経つにつれて、受験生活は本当に一瞬の出来事だったと
感じるようになります。
したがって、この法則が誰にでも適応されることを前提として
考えた場合、
今この瞬間に頑張らないで手を抜いている人は、
あとでどう感じることになるかというと、
「あんなに一瞬で終わってしまうものとわかっていれば、
もっと真剣に頑張っておけば良かった。
だって、辛いといっても、ほんの一瞬の出来事だったのだから(>_<)」
と後悔する可能性が非常に高いのです。
あとで振り返ると、一瞬で終わってしまう受験生活なのに、
その一瞬を手を抜いて、楽して、あまり頑張らなかったがために、
後の人生が大きくマイナスになったとしたら、
それは当然悔しいわけです。
「すぐに終わるのだから、もっと頑張っておけば良かった(ノд-。)」
こんな後悔ほど、バカらしいものはありません。
同じ振り返るなら、
「あの一瞬の受験生活を必死で頑張ったからこそ、今がある」
と思いたいじゃないですか。
どうせ今の苦しみは一瞬で終わります。
少なくとも、後日必ずそう感じることになります。
だからこそ、この一瞬だけは、全力で立ち向かってほしいと思うのです。