- 2012-8-10
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私は、勉強も仕事も、自分の夢を実現するために
存在するのでなければおかしいと思うのですが、
では単純に勉強なり仕事を、ガンガンやっていけば
夢が叶うかというと、まあそんなこともないわけです。
何年もかけて夢を叶えたつもりでいたら
「実はまったく想像していたものと違っていた゚(゚´Д`゚)゚」
といった悲しいオチを経験する人もけっこういるのです。
そういった「どこかでズレてしまっていた」みたいな
失敗をしないためには、勉強なり仕事を頑張るのに加え、
ある程度、自分なりの「人間観」のようなものを
持っていないといけないように思うのです。
自分なりの「人間理解」とでもいうのでしょうか。
そんな「人間観」を構築する上で1つのヒントになる法則があります。
「マズローの欲求5段階説」
です。
アメリカの心理学者アブラハム・マズローは人の欲求には
次の5つの段階があると説きました。
1.生理的欲求(睡眠や食事)
↓
2.安全の欲求(経済的安定、危険防止)
↓
3.所属と愛の欲求(人間関係)
↓
4.承認の欲求(他者からの敬意、自立性)
↓
5.自己実現の欲求
この5段階に欲求を分けて、
人間は下位(数字の小さい方)の欲求を満たすと、
より上位(数字の大きい方)の欲求を満たすように
行動すると理論付けしたのです。
これが世界的に有名なマズローの欲求5段階説。
実はこれを知っておくと、勉強なり仕事を通して実現したい、
将来の夢を作るときに役立ちます。
たとえば、一番最下層にある第1段階の「睡眠や食事」を
満たすことを目標にしてしまったら、
それを達成できても「経済的に安定してないやん(;>_<;)」
と感じて、満足できません。
「経済的な安定」だけをひたすら追求していった結果、
その夢が叶ったときに、家族や友達との人間関係が満たされないものだと
「お金あるけど、今ぜんぜん幸せじゃない(つд⊂)」
みたいなことになります。
将来どんな夢を持つのも人それぞれではありますが、
人間にはある程度共通した部分もあるのです。
といいますか、共通点の方が多いのが人間です。
よって、夢や目標を考えるときに、この5段階説を頭に入れておくと
無駄な遠回りをせずに、欲求を満たして、
幸せを感じる人生を送れる可能性が高まります。
これから将来の夢や目標を検討するという人は、
このマズローの欲求5段解説も1つの参考にしてみてください。
P.S
ちなみに、マズローの5段階説のさらにもう1つ先に、
私は「6段階目の欲求」というものを人間は持っているのではないか、
という仮説を持っています。
仮説というより、自分の中ではほぼ確定的なのですが、
それを知っておくのは、たぶんかなり役立ちます。
マズローさんの説は「人間の最後の欲求」が説明できてないと思うのです。
これについて私なりの補足をしたいのですが
少し長くなるので(;´Д`)、また別の機会に。