- 2020-12-31
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こんにちは、中西です。
今年のメルマガも本日で最後になります。
今年も1年間、毎日欠かさず配信することができました。ご覧いただいた皆様、ありがとうございましたm(_ _)m
今年はコロナで日本中が大変な1年でした。戦後最悪の1年だったと言っても過言ではないと思います。
ただよくよく振り返ってみると、2020年に起こった事は、
「2019年までに起こっていた悪い事が、一気に噴出した」
と言う側面が大きかったように思います。
要するにコロナと言うのはきっかけに過ぎず、今年発生した悪い事はほとんど全て「昨年以前から発生したこと」ばかりなのです。
コロナの発生前から、つまり2019年の以前からも、
▼ネットの業界は右肩上がりの成長市場でしたし、
▼様々な業種分野でオンライン化が進んでいましたし、
▼在宅ワークを導入している企業は増えていましたし、
▼多くの有名大企業が副業を勧め始めていましたし、
▼多くの有名大企業で中高年(40歳以上)のリストラは進んでいましたし、
▼会社員神話・大企業神話は崩壊しつつありましたし、
▼大学の存在意義(行く理由)が薄れかけていましたし、
▼学校は大学の存在意義を生徒に全く説明できませんでしたし、
▼奨学金の問題は大問題として認識されていましたし、
▼学生の貧困生活が問題になっていましたし、
▼マスコミの嘘の報道は酷すぎましたし(このメルマガでも何度も具体的事例を紹介していました)、
▼そのマスコミの嘘に騙されまくってる国民だらけでしたし、
▼総理大臣が嘘ばかりついていましたし(安倍元首相の「景気は緩やかに回復している」など)
▼政府の緊縮政策(消費増税など)で日本経済は戦後最悪にボロボロでしたし(2019年10〜12月のGDPは年率換算で− 7.1%)、
▼財務省が日本のガンであり諸悪の根源でしたし(このメルマガで何度も叩きまくってました)
▼日本だけが先進国で唯一、20年以上もGDPも賃金も伸びておらず、「先進国」から脱落していましたし、
▼デフレによって国民総貧困社会となり、貧富の格差も進んでいました
…と言う感じで、2020年の今年、コロナによって発生した出来事や大問題のほとんどが、
すでに2019年以前に認識されていたものばかりだったのです。
それらがコロナをきっかけにして、一気に危機的なレベルまでその大問題を極大化させた…と言う感じの1年でした。
そして残念ながら、2021年も上記の問題は何も解決しないまま、進んでいくことになります。
今の政府の状況を見る限り、2020年に発生した大問題は、より悪い状況になって2021年の日本国民に襲いかかる可能性が高いです。
第3次補正予算の内容を項目ごとに詳しく見ても、相変わらず政府も財務省も
「国民を救う気が全くない」
というのがあからさまにわかる内容でした。
実際財務省の官僚たちは、このコロナで国民や企業にお金を配ったことを、自分たちの敗北のように感じているのです。(現役の財務官僚の言葉として証拠が複数あります。普通に考えてもそうですし)
とにかく彼らは自分たちの権力を守るために、国民にお金を配りたくない連中なのです。
それによってどれほど大勢の国民が失業し、貧困に陥り、どれだけ大勢の企業が倒産に追い込まれ、どれだけ大勢の自殺者が出ても、
彼らにとって大事なのは「財政規律」であり「財政赤字を増やさない」こと、それだけが絶対正義なのです。
これ以上の反社会的な愚かな組織もありません。
唯一、今年最大に良かった事は、コロナによってこの「財務省の大嘘」が、一気に日本中に知れ渡ったことです。
一気にといっても当然マスコミは一切報道しないわけですが、多くの人がネットに接する時間が増えたことと、
経済危機が深刻化したことで、「国の財政政策」の真実はどうなっているのだと調べる人が激増したので、
「日本は絶対に財政破綻しない」
「国の借金問題など存在しない」
「財政規律なんて守る必要はない」
「財政赤字はいくら拡大してもいい」
「政府はいくらでもお金を作り出せる」
こういった当たり前の事実を知らなかった人たちが、その真実に気づいて過去最大に一気に拡散した年でもありました。
私は10年前からこの大問題をウォッチしてきて、8年前から自分でも発信してきましたが、
つい2年ほど前までは、「日本が財政破綻する確率は0%です」なんて言おうものなら、完全に頭がおかしい人に思われるような状況でした。
それが去年あたりから消費増税反対botちゃんさんの漫画が出版された頃から空気が変わり始め(当時私もこの漫画を「日本を救う救世の書!10年待ち続けた漫画」と大絶賛して紹介しました)、
その後、それをオリラジの中田さんが紹介したことでベストセラーとなり、
ここでようやく、一気に一般の人たちにも何が真実だったかが伝わっていったように思います。それが2019年。
そして今年に入って、コロナになったせいで図らずも財政破綻論と緊縮政策の間違いが、ネットを通して一気に知れ渡ったわけです。(それでもまだ理解している人は国民の10人に1人もいませんが)
完全に時代の流れがこちらに来たと判断できたので、これまで絶対に許せないと思っていた大学教授や政治家や有識者らの名前を実名で挙げ、本メルマガで徹底批判してきました。
来年はさらに自分たちの利益のためにマスコミを使って嘘の財政破綻論を日本中に拡散させ、
国民を大勢殺している有識者や緊縮政策を推進している連中を、叩き潰す覚悟で情報発信をしていくつもりです。
そうしなければ我々が殺されるから。理由はそれだけ。
今年できなかったYouTubeを使った「財政破綻論・緊縮政策を叩き潰す動画」も出していきます。
こっち方面でまともにわかりやすい動画を作っているチャンネルが少なすぎるので。
今年何度も言ってきましたが、「勉強の集中力」を専門にしている私がなぜこんな話をしてるかと言うと、
日本経済が崩壊してしまったら(崩壊まで行かなくても低迷しているだけでも)、
必死で日々勉強に集中している人たちの努力が、全て無駄に終わってしまうからです。
勉強に集中して大学に入ったのに、大学卒業したら緊縮政策で景気が最悪で、どこにも雇ってもらえず働けなかったり、
バイトや派遣社員でしか食べていけなくなったり、正社員になっても低収入のブラック労働だったり。
そんな世界がすぐ先の未来で待っていたら、何のために勉強に集中してるのか全くわからなくなります。
私自身は第一次就職氷河期に上記のような状況で社会に放り出されたので、その大変さを実体験しまくり、細胞レベルで身に染みて理解しています。
我々の世代のような悲劇がまた繰り返されるなら、100%の確率で少子化はさらに激烈に進み、国民の誰もが希望を見出せなくなり、
お金を使わなくなり、さらに経済が低迷し、年収200万円未満の貧困層(早稲田大学橋本教授の定義で「アンダークラス」)が激増し、
そこに竹中平蔵のような政商や、自分だけ儲かれば後は誰がどうなっても一切どうでもいいと考えている「今だけ・金だけ・自分だけ」の新自由主義たち、狡猾なグローバリストたちが入り込んできて(実際入り込んでますが。菅首相のブレーンのデービッド・アトキンソンなんかその典型)、
ごく一部の人間しか豊かで楽しい人生を送れない国になり、
最終的には国内の土地・インフラ・学校などの公共施設・企業・メディア・モノやサービスが、
経済力のある外国・外資に買収され、
(ちなみにテレビはすでに民放の多くが違法レベルで大株主が外国人です。つまり外国人や外国人投資家に都合の悪い情報が一切配信されなくなっています。マスコミが「売国メディア」になっているのは必然なのです。経営者は株主に逆らえませんから。)
この国の大半が「外国のもの」となり、積極財政でどんどん力をつけている中国あたりの植民地になるのは確実です。
この10年の流れを見ても、明らかにどんどんその方向に進んでいます。
この辺の「日本が外国に買収されまくっている事実」を知らない方は、書籍なら以下の本を読んでみてください。この国の恐ろしい現実を知ることになりますが。
このままいったら次の10年で、目も当てられないほど悲惨な国になります。
そんな国になったら勉強に集中したって何の意味もなくなるわけです。というかもうなってきています。
だから「緊縮政策を叩き潰す情報」も配信せざるを得ないのです。
マスコミや学校でそれをしっかり伝えられているなら私なんかはやりませんが、マスコミは一切報道しないどころか、
この大問題の加害者側であり、問題を作り出している張本人ですから、全く話になりません。
今年何度も言ったように「コロナ禍ではなくマスコミ禍」だったわけですから。学校が無力なのはもう説明不要かとm(_ _)m
別に私だけでなく、この手の情報を配信している方は皆さん同じです。
京都大学の藤井聡教授も、知らない人は財政政策の専門家だと思っているかもしれませんが、数学や工学がご専門です。
評論家の三橋さんにしても、本来は中小企業診断士であり、ご本人もおっしゃる通り経済評論家ではなく経営者です。
先日紹介した世良公則さんにしてもロックミュージシャンですし、伊原剛志さんにしても俳優ですが、
皆さん本業の垣根を乗り越えて、正しい情報を必死で配信されてるわけです。
自分たちが生きていくベースになる国そのものが嘘の情報によって崩壊しかけているわけですから、
それを理解した人間が、正しい情報を拡散させるべく勤めるのは、個人的には別におかしな事でも何でもないと思います。
と言うわけで、来年も引き続き勉強や仕事の集中力アップの研究と情報提供をしながら、
緊縮政策を叩き潰す(=みんなが豊かになる=経世済民=本当の意味での経済社会を作る)
ための情報も、今年以上にボルテージを上げてお届けしていきますので、来年も引き続きよろしくお願いいたしますm(_ _)m
大変な1年でしたが、1年間ありがとうございました。
それでは皆さま、良いお年を!