- 2012-10-9
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強でも仕事においてもそうなのですが、
携帯(&パソコン)が完全普及した現代において
生産性を高める上できわめて重要なカギを握ってくるのが
【 自分なりの“メールチェック哲学”を持つこと 】
だと私は思っています。
幸か不幸か、この21世紀というのは
メールチェックをしないで生きていくのは
ほぼ不可能な時代となってしまいました。
朝起きてメールチェック、
朝食を食べながらメールチェック
通勤通学中にメールチェック
授業中仕事中にメールチェック
お昼ごはんにメールチェック
↓
こんな状態が1日が続いて・・・
↓
寝る前にメールチェック
みたいなことになっている人も少なくないです。
たしかに、届いたメールをチェックするのは重要な作業ですが、
いっぽうで、多少の個人差はあるにしても
【 メールチェックのルール化 】
がされていないと、
もう際限なく、これに1日の時間を費やしてしまうことになります。
人間は、自分自身への関心が一番強い生き物です。
よって、他人が作った魅力的なサイトより
「自分宛に届いた1通のメール」の方が気になるのです。
私も恐ろしい数のメルマガを購読していますが、
どんなに魅力的なメルマガの数々よりも
自分宛に届いた1通のメールのほうが気になります。
そういうものなので、「自分宛に届くメール」というのは
人間はどうしても気になってしまうように
脳ができておるわけです。
したがって、このチェックの時間は
ある程度“ルール化”されていないと
四六時中、メールチェックをするはめになります。
これについて、
ロンドンのキングス・カレッジの精神分析医3人が
行った実験で、怖い事実が発覚しました。
その実験では、グループを以下の3つにわけてIQテストを行ったのですが
グループ1:ふつうにIQテストを受ける
グループ2:メールで注意をそらされてIQテストを受ける
グループ3:マリファナでハイになって受ける
この中で、一番成績が良かったのは、
予想通りグループ1だったのですが、
二番目に成績がよかったのは、
なんと「マリファナでハイになっていたグループ」だったのです。
つまり、メールを気にしながらの行為というのは
マリファナでラリッてる状態より生産性が落ちるということ。
この実験からも、いかにメールを気にしないで
集中できる環境を作るかが、
非常に重要になってくるのがわかるかと思います。
メールの受信状況・環境は人それぞれですが、
いずれにしても、
【 自分なりの“メールチェック哲学”を持つ 】
ということが、極めて重要になってきます。
▼メールチェックの時間帯を決める、
▼こういうメールしかチェックしない、
▼こういうメールしか返信しない、
▼返事はこういうタイミングで書く
などといった、
「自分なりのメールチェックルールを持つ」
ということが、現代において充実した日々を送る上で
欠かせない哲学になってきてると私は思います。
これまでなんとなくダラダラとメールチェックをしていた人は
少しずつでもいいので、
【 自分なりの“メールチェックルール” 】
を作って行くようにしてみてください。