- 2012-10-10
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
最近少しずつ朝が寒くなってきていますね。
今年も朝が起きづらくなる
“あの季節”が到来しつつあります。
こういう季節になると、
朝起きてもしばらくは頭がボーっとしている(´Д` )
なんていうことが少なくありませんね。
脳を使う受験勉強においては
このように頭が覚醒していないのは、
ある意味非常に致命的です。
脳を一気に覚醒させる手段というのは
いくつかあるのですが、
その中でもかなり有効度が高い方法の1つに
【 人と直接会って会話する 】
というものがあります。
実は、人間の脳というのは、
人と会っているだけで
「脳幹網様体」という部分が活性化し、
活動モードにスイッチが入るようにできています。
このときのポイントは
「直接会って」
という部分。
たとえばですが、
「人の声を聞けばいいんだな(´∀`)」
ということでテレビを見たとしても、目覚め効果は薄いです。
というのは、人間は人と会って話をすることで
「相手の表情・動作・雰囲気」を確認しながら
さらに「自分からのリアクション」も必要になってきます。
会話におけるこの一連の動作は、
想像以上に脳内で高い情報処理を行なっていて、
受け身でテレビを見ているのに比べて
相当なレベルで脳は回転しているのです。
つまり「人に直接会って話をする」という行為は、
脳がほぼ完全に目覚めていないと
行うことができない行為なわけですね。
朝起きたら、勉強を開始する前に
何でもいいので家族と話をしたり、
通学通勤途中で友人と会話するようにしてみてください。
それだけで、負担のない自然な形で
一気に脳が目覚めモードになって
午前中の勉強がはかどるようになります。
朝起きて、無言で食事して、
家族に「行ってきます」とだけ言って家を出て、
通学通勤途中、あるいは図書館自習室に向かう途中も
無言で携帯を見てるだけ。
・・・なんて状態では、脳にまるでエンジンがかかりません。
朝に気持ちよく脳を目覚めさせて
午前中にしっかり集中したいという方は、
可能な限り、勉強前に誰かと会話するようにしてみて下さい。