- 2010-12-27
- 受験を突破するマインドセット
- プチ笑い有り
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今朝は驚くほど寒かったですね!
他の地方はよくわかりませんが、都内では相当今朝は冷え込んでおりました。
布団から出るのが辛いのなんのってもう。。
思ったのですが「目覚まし時計」ならぬ「目覚まし布団」みたいなのがあれば、いいんじゃないかと。
目覚まし時計の場合はアラーム音で起きれるわけですが、
「目覚まし布団」はアラームの代わりに「バイブ」が作動します。
ブルブルブルブルブル
と、掛け布団、敷き布団ともにものすごい勢いで振動するわけです。それによって目が覚める。非常に健康的。血行もよくなります(たぶん)。
ちなみにお布団を上下に揺らすか左右に揺らすかは、掛け・敷きともに自由に選べるシステムです。
この商品の目玉はスヌーズ機能。目覚まし時計のスヌーズは、一度切ってもまた数分後に鳴り出すみたいな機能ですが、
この布団のスヌーズは、最初のバイブで起きなかったら、
布団がふっとびます。
これは2段階でふっとぶ仕組みのですが、第1段階はもちろん掛け布団がふっとびます。
それでも起きなかったら、5分後に敷き布団がふっとびます。これはかなり危険なので、一応4分後の段階で警告アラームがなるのですが、
それを無視してさらに寝続けると、その1分後に敷き布団ごと、あなたもふっとばされます。
布団そのものがふっとんでしまうので、もう寝ることができません。起床率100%の革命的逸品。商品名「バイブトン・フットンダー」(特許申請予定)。2万円でも注文が殺到するかと思います。
さて、話がちょっと(?)ズレましたが、受験生にとってこの時期に一番大切な気持ちの持ち方のキーワードは、
坦々(たんたん)
です。坦々麺みたいな辛い炎の火を心にともせ、ということではなく、
感情をブレさせないで坦々と勉強をする
ということです。ようは、不安だとか焦りだとか、もういろいろ気持ちの整理が大変だとは思うのですが、
そういう感情の波をできるだけ起こさないようにして、坦々とやるべき勉強を進めていく。
これが、とくに直前期には重要だと思います。
なぜなら、あなたがどんなに焦っても、どんなに不安を抱いても、どんなに「合格できるのかな」と心配しても、
それによって、あなたの実力が上がることは1ミリたりともないからです。
焦ったり、心配したりして、あなたの実力が上がるのであれば、そりゃどんどん焦ってください、という話になりますが、
どんなに不安になってみたところで、それ自体があなたの実力を向上させることは絶対にありません。そういった感情が「合格の確率を高めること」は全くないのです。
だから、極力感情をブラさずに、やらなければいけないことだけを、坦々とやっていく。これが合格の確率を最大に高める方法です。
私は受験生当時、ちょうど今くらいの時期に非常に不安が襲って来たことがあったのですが、
「よく考えたら、不安がってるこの時間が無駄だな。どんなに不安がっても、合格の確率は1%も上がらないし。
本当にリアルに合格の確率を1%でも上げたいなら、自分の気持ちは無視して、坦々とやるしかない。」
と釈迦なみの悟りを得まして、それからというもの
「俺は受験マシンである」
という自己認識(セルフイメージ)を持つようにしました。本当にリアルに合格の確率を上げたかったから。
たしか、あのスーパー東大家庭教師の吉永賢一さんが何かの本で「受験時代は『マシンになれ』と思っていた」といった内容のことを書かれていたのを読み、
自分と同じ発想をお持ちだったことで大変共感した記憶があります。「マシン」というワードまで同じですし(笑)
実は難関大学に合格した人の体験記などを読むと、似たような発想をして合格した人って、少なくないんですね。
ここまで書いて、まだ
「自分の感情を殺してまでして、受験ロボットになんかなりたくない!」
そう思った人がいたら、私は本気で合格したいのかちょっと疑ってしまいます。
志望校に合格して、友情・恋愛・感動いっぱいの楽しい人間的な(笑)学生生活を手に入れるために、いまちょっとだけ
坦々と
マシンのごとく、感情をブラさずにやるということなのです。
(「マシン」という言葉に抵抗があるなら、「いまだけ受験マシン」「マシン(仮)」とか、何でもいいんで適当に納得いくものを名づけてください(笑))
実はこれは受験だけでなく、スポーツでも経営でも、何かの目標達成を目指す時に必要なマインドセット(心のあり方)なのです。
感情をブラさず、
やるべきことを
坦々と
やっていく。完璧に感情の起伏をなくすのは難しいと思いますが、できる限りで、
坦々と
感情をブラさずに、最後まで、やるべきことを進めていってください。
それが、あなたが合格する確率が一番高くなる方法なのです。