- 2013-11-6
- OCPの関連記事, 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
これまで何度もお伝えしてきましたが、受験勉強というのは、最終的には「自学自習」のパフォーマンス(=生産性)で勝負が決まります。
決していい塾に行って、いい先生の授業を受けさえすれば合格するなんてことはありえません。
授業以外の「自学自習」の時間に、どれだけ合格につながるパフォーマンスを発揮できるか。ここがすべてのカナメになります。
私はOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)で受験生の勉強のコーチングや計画作成における各種アドバイスを毎日行っていますが、これはほとんどが「自学自習」に対してのコーチングです。
毎日たくさんの受験生(大学受験生・資格受験生)の「自学自習」の勉強状況がオンライン上に報告されてくるので、私は必然的にそれを大量に見ることになります。
最近よく思うのは、いわゆる「勉強法」というのは、その勉強をするための「実行力」が伴わなければ、もう何の意味もないなということです。
勉強法それ自体の重要性は言うまでもありませんが、そんなのはちょっとネットで調べるなり、本を買えばすぐにわかることです。
参考書を完璧にするとか、効率よく記憶するテクニックとか、そういった勉強法を学ぶ重要性は、たしかに受験勉強の中でもトップクラスで高いものだと思いますが、
いっぽうで、それを学ぶのは受験勉強の本当の初期の一時期だけであり、受験生活の大半は、そういった勉強法を学んだあとの「自学自習」が大半を占めています。
だからいくら勉強法をしっかり学んでも、その後の「自学自習」における勉強のパフォーマンスが低ければ、まったく合格にはおぼつかないわけです。
その自学自習のパフォーマンスを極限まで高めるために、OCPではまずは1日単位の勉強計画をたててもらい、その達成率を100%にすることにこだわってもらっています。
「こだわってもらっています」といっても、気持ち的に「頑張ってこだわってくださいね!」なんて言う話ではありません。
昨日の記事でも書きましたが、私はそういう人間の気持ちや頑張りみたいなものを当てにしてないので、そんなあいまいで浮き沈みのある精神に関係なく、
【 物理的に「1日の勉強計画を100%達成すること」にこだわらざるを得ないプログラム 】
を組んでいます。
つまりOCPに参加するということは、イコール1日の勉強計画を100%達成することにこだわらざるを得ない、という環境になっているわけです。
だから1日の勉強計画を100%達成したり、そんな日々が連続していたりすると、たとえば周りの仲間もとても喜んでくれます。
大学受験生なら、同じ大学受験生からのコメントはもちろんのこと、まったく分野の違う資格試験の受験生からも、年齢・性別をこえて応援コメントがもらえることも少なくありません。
多い人だと、1日に10人近くからコメントをもらっています(笑)。その光景たるやものすごいですよ。人気ブログでも10人からコメントをもらえることって少ないですからね。知らない人がOCPの内部を見たら驚愕すると思います。
そういった応援のコメントをもらえることも、勉強のモチベーションを上げることに大いにつながります。
こういう環境こそ、以前別の記事でも書いた、本当の意味で「自分のモチベーションにいちいち左右されない環境」ということなのです。
自分のモチベーションをなんとか頑張って上げよう上げようとするのではなく、物理的・環境的にもう「毎日モチベーションが上がらざるを得ない環境」ですごす方が、絶対的に早くて確実だということです。
が、しかーーーーーーし!
自学自習のパフォーマンスを高めるためには、そういった環境を手に入れて、1日の勉強計画を作成し、日中はその100%達成に強く意識を向ける。
・・・・わけですが、そのときに注意しておかないといけないことが、いくつもあるのです。
かりに自分なりに「モチベーションが高く保てる環境」を手に入れるか作るかしても、それだけではまだ足りないのです。
そこからもう一歩進んで、ある程度の「工夫」や、ちょっとした「試行錯誤」が必要になってきます。
それはモチベーションうんぬんとは別次元の話で、勉強に向かうモチベーションが高いだけでは、まだ1日の勉強の生産性が最大化されるわけではないのです。
念のため繰り返しますが、今話しているのは1日の勉強量を「最大化」させるための話です。目指すのは勉強量の「最大化」です。そこそこの勉強量をこなすだけなら、受験生なら誰でもやれます。
別に1日の計画も作らず、行き当たりばったりでも勉強はやれてしまいます。ちょっとやる気さえあれば、受験生なら誰でも勉強するわけですよ当然。
そういう次元ではなく、合格する確率を少しでも上げるために、1日の勉強量を「最大化」するにはどうすればいいの?って話です。
そこを目指すには、やはりもう一歩突っ込んだ「工夫」やら「試行錯誤」が少し必要なのです。
では、その工夫や試行錯誤とは何か?
・・・はい、長くなったので、次回その話をしましょう
(゚口゚; ヒッパルンヤ