- 2013-10-16
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
大半の受験生は、受験勉強をする上で、自宅や学校・塾などいくつかの場所を移動することが少なくありません。
カフェや図書館・有料自習室などで自学自習をする人も、そこに向かうために移動することになりますね。
この勉強のための移動をストレス無く行うために一度チェックしておいたほうがいいポイントがあります。見落としがちなのですが「カバンの重さ」です。
要領のあまり良くない人は、カバンが「無駄に重い」ことが多いです。
必要な物しか入っていなくて「重い」のであれば仕方がないのですが、そうではなくて、ほとんど必要でないものが結構入っていて、そのせいで、やたらとカバンが重くなってしまっている人がいるのです。
カバンが重いと、移動するだけで一苦労します。
図書館についたら、もう体がしんどくて、いきなり長時間休憩してしまったり。それで気づいたら図書館に到着してから小一時間たってたとか・゚・(ノД`;)・゚・
とにかくカバンが重いとロクなことはありません。たとえば
カバンが重い=通学がしんどい=学校に行くのがしんどい
というふうに、カバンが重いせいで勉強のために必要な学校・塾・図書館などへの「移動のイメージ」までが重くなり、行動力が鈍ります。
勉強の集中力ややる気に影響が出るのはもちろん、最悪、カバンの重さのせいだと気づかないまま、移動に対する重いイメージが積み重なって、学校や塾に行くことがイヤになることもありえるわけです(経験談)
この「移動のイメージ」が重くなるというのは、とくに外で勉強することが多い人には、長期的に相当な生産性の低下を招きかねないので注意が必要です。ムダに精神的負荷もかかりますから。
もともとあまり自分のカバンをチェックしない人は、長期間にわたって、これといった理由もなくほとんど使わない物が入ったままのことが少なくありません。
「またそのうち必要になるかも。一応入れておけー(@_@)」ぐらいの理由で最初に入れて、それがずーっと何ヶ月間にもわたって入ったままになっていたりします。
それが小さい小物だと余計野放しにされやすいのです。「これくらいはもしものために入れておこう」と考えて、その「これくらい」の物がいっぱいたまって、合計したら想像以上の重さになっていることがあるわけですね。
私も以前、「もしものために」と思って、仕事で利用する各種機器用の電池をカバンに入れていました。
最小限の数しか入れていないつもりだったのですが、よく数えてみたら、電池といっても種類が多く、
携帯用の予備バッテリー、ノートPC用のバッテリー、ICレコーダー用の単4電池、執筆機器用の単3電池、それらの充電器、充電コード・・・といった複数の電池やその関連機器を持ち歩いていました(*_*)
「もしものため」に絶対必要だと思って入れていたのですが、これら1つ1つをよーくよーく考えてみたところ(←ここ重要)、
家を出る前に電池の残量チェックをしておいたり、その日にどの程度電池を使うか予想しておけば、それまでカバンに入れていた予備電池の大半が不要だと気づいたのです(゚д゚;)
その後は、とんでもなくカバンが軽くなり、移動も超軽快になりましたヾ(´▽`)ノアホヤッタナ-
カバンが軽快になると、移動における肉体的・心理的ストレスが激減します。
上記の通り「移動のイメージ」が重いか・軽いかというのは、とくに日頃移動の多い人にとっては勉強量を左右する非常に大きな問題なのです。
受験生であれば、「今日必要な」勉強道具、参考書、ノート以外の余計なものまでカバンに入れていたら、どんどん重くなります。
本当にその参考書は、その問題集は、その単語帳は、そのノートは・・・今日カバンに入れて持っていかないとダメなのか?
学校に置いておくことはできないのか?もっと減らすことはできないのか?
そんなふうに、自分のカバンの中身が「無駄に重い」状態に陥っていないか、一度しっかりチェックしてみてください。
さらに、一度だけでなくなるべくマメにチェックするように心がけておいたほうがいいです。
よほど日頃から意識している人以外は、たいがい余計な物が何個か入っていることが多いですから。
とくに「これくらいはまあ入れておくか」と思った物が複数集まって、意外なほどの重さになっていることが本当によくあるので注意しておいてください。
繰り返しますが、カバンが重くて得することはたぶん何もありません(笑)。
勉強のための移動はできるだけ軽快に行えるように、いつもカバンの中身には気を配って、しっかりチェックしておくことをおススメします。