- 2013-8-31
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
とうとう「受験の天王山」である夏休みが終了しますね。大学受験生の方は納得のいく夏休みを過ごすことができたでしょうか?
どんな夏休みだったにせよ、夏休みが終わって2学期に入る前に、必ずやっておいてほしいことが1つあります。
それは、月並みな話に聞こえるかもしれませんが、「夏休みの振り返り」です。
夏休みの最初にどういう勉強計画を立てていたか、それが結果的にどの程度まで進めることができたのか、
また、失敗したと感じる点、「もっとこうすれば良かった」と思う改善点、自分をほめてもいいと思う点
・・・・などなど、どんな観点からでもいいので、とにかくこの夏休みを一度しっかり「振り返る」という作業をしてほしいのです。
なぜこのような「振り返り」をする必要があるのかというと、細かく言えばいくつもありますが、ようするに一言でいえば
【 その「振り返り」の内容を、次に活かすことができるから 】
です。「次」というのは2学期以降の学習のことです。
1日の振り返りや反省でも探せばいくらでもあるわけですから、40日ほどもある夏休みに、何の振り返り点も反省点もないわけがありません。
うまく行った点を振り返るのも大切ですが、それ以上に「うまく行かなかった点」を探し出してみてください。
そして、2学期以降に「同じ失敗を2度しない」ためにはどうすればいいかを考えるわけですね。
このような夏休みの「振り返り」タイムを一切もうけないまま2学期に進むのは危険です。危険というか「もったいない」です。
探せば必ず次に活かせる点はあります。うまく行ったことについてはそのまま継続すればいいですし、うまく行かなかった点は改善点を考える。
これをあえてまとまった時間をとって考えないと、そのままズルズルと2学期を迎えて行くことになります。
そして2学期を迎えてからでは、もう夏休みの反省をする気はほとんど起きなくなってしまうのです。
理由は簡単で、2学期に入ったら、もう頭の中は2学期のことでいっぱいになってしまうから。
よって、夏休みの反省をするなら、2学期を迎える前日(=夏休みの最終日)までに必ずやっておくべきです。最悪でも、2学期の初日までくらいでしょう。
2学期に入って3日もすれば、もう夏休みが過去のことになってしまい、「今さら夏休みの反省なんてめんどくせー(*_*)」という気持ちになって振り返りなどできる気分ではなくなります。
だから、夏休みの「振り返り」は夏休み中(最悪でも夏休み明け初日くらいまで)には終わらせておくようにしてください。
その「振り返り」の作業で得た気づきが、必ずあなたのこれからの飛躍の礎(いしずえ)になってくれますから。