- 2013-7-6
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強において、「直前期のすごし方は超重要」と広く認識されています。
とくに本番前の「最後の1週間をどうすごすか」というのは、本当に大事なポイントで、その過ごし方如何で合否が決まることもあります。
また、大学受験では「夏休みは受験の天王山」ともよく言われます。
いうまでもなく、夏休みをどうすごすかで、受験の大勢がだいたい決まってしまうことを意味します。
「直前期」も「夏休み」も、ともに重要度が高いのは事実です。
でも、だからといって、「夏休みになったら本気で頑張る!」「直前期は鬼のように頑張る!」みたいに、「頑張りの先送り」をしたり、
そういう時期になれば、「一気に自分が変われるはず」などと未来の自分に期待していてはまったくダメです。
「直前期」も「夏休み」も、なにかそれで一発逆転をねらえるような「精神と時の部屋」ではないのです。(←意味がわからない人は勉強不足。ウィキペディアで調べましょう。)
当たり前のことをいいますが、大事なことなので強調しておきますと、
「直前期」の1時間も、「夏休み」の1時間も、「今日」の1時間も、全部同じ1時間です。
ようは本番当日に、「合格できるだけの実力がついているかどうか」が問われるわけですから。
逆に言いますと、それまでの期間をどうすごすかは全く問われないわけですね。
「であれば、あとから頑張ってもいいじゃん」と考えるのが不合格になる人の発想です。
「であれば、今のうちにできるだけ頑張ろう!」と考えるのが合格する人の発想なのです。
多くの人は、「今の自分」に納得できていないとき、「未来の自分」ならきっと頑張るはずだろうと期待するわけですが、
ハッキリ言って、その「未来」が訪れても、「今」の自分となーんにも変わりませんよ。絶対に。
だから、「未来の自分」に賭けてはいけません。「未来の自分」も「今の自分」もまったく同じなのです。
「俺はまだ、本気出してないだけ」みたいな思考回路になってはいけないということです。
↑内容知りませんが、かなり秀逸なタイトルかと。
繰り返しますが、本番当日に実力がついているかどうか、その1点だけが問われます。
その意味で、「今日」の1時間も、「直前期」の1時間も、まったく同じ1時間だと認識することが、実は一番重要なのです。
まるで直前期の1日ように、今日1日を過ごしましょう。
まるで最後の1週間のように、今週1週間をすごしてください。
そういう気持ちで、本番当日までの時間を大切にすごした人だけが、もっとも高い確率で、合格を勝ち取ることができるのです。