- 2013-6-17
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強をしていると「勉強のノリ」が悪いときがあります。つまり、調子がいまいち出ないときです。
もしそれが、ある特定の勉強をするときにだけ起こるようなら、一度勉強するタイミングを変えてみるといいです。それだけで調子が戻ることがあります。
「勉強のノリ(調子・はかどり具合)」というのは、勉強内容そのものや難易度とは別に、「自分自身がそれをどう感じているか」に大きく左右されます。
たとえば、英語の長文が大好きな人は、多少長文が長かろうが、問題が多少難しかろうが、
勉強そのものを一定以上楽しめますから、心理的には「軽い」気持ちで勉強に取り組めているわけです。
いっぽうで、同じ人でも数学は大嫌いであれば、その問題が基礎的なものだったとしても、心理的には「重い」状態で勉強をしていることになります。
このように勉強に向かうときの「あなたの心理状態」が、結局のところ、勉強の生産性に大きく影響してしまうわけですね。
勉強内容とか難易度という事実そのものより、あなたの心がそれをどう受け止めたか、がポイントになります。
その意味で、たとえば一日の疲れが出てくる夜の遅い時間帯に、心理的に重い「数学基礎問題集」みたいなものをやっていたら、ふつうに考えて調子がそうそう出るはずもないです。
そういう場合は、その勉強をするタイミングを変えてみるだけで、調子が戻ることが少なくありません。
たとえば、上の例でいえば「数学基礎問題集」を翌朝にやるとか、集中しやすい時間帯の夕食前あたりに持ってくる。
そして夜の遅い時間帯には、別のもっと心理的にも軽いものをやる。
「時間帯を変える」というたったこれだけのことですが、それであなたの調子が大きく変わることも少なくわけですね。
勉強をするときは、「心理的な重さ」×「時間帯」という組み合わせを、いつも意識しておいてください。