- 2024-1-22
- 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
1年で1番寒い大寒(1月20日から2月3日まで)に突入しました。
地域や天候によって多少変わりますが、基本的に寒い毎日なので、温かいものを食べたくなる人も多いと思います。
特にこの時期は体が温まるキムチ鍋やカレーや辛い麺類やスンドゥブなど
「辛い食べ物」
が美味しく感じるので、辛い系の食べ物をよく食べてる人もおられると思います。
私もキムチ鍋のスープを買って作ったりもしていましたが、キムチ鍋は簡単にできて美味しいので、この季節にはぴったりですね。
ちなみに、最近は液体ではなく、コーヒーフレッシュのような小さな入れ物に、濃い原液が入っているタイプの「鍋の素」もよく見かけます。
こう言うやつ。1袋200円くらい。これは発明ではないかと笑
スーパーで何種類か買って食べてみたのですが、原液なので液体のスープに比べて量が軽いのと小分けができるので、非常に使い勝手が良いと感じます。
これでキムチ鍋も食べてみましたが、とてもおいしかったです。
そんな感じで最近辛いものをよく食べるのですが、そもそも辛い食べ物は体に良いのか悪いのか、よくわかりません。
深部体温が上がるので、体に良さそうな気もしますし、内臓に刺激を受けるので、体に悪いような気もします。
そこで辛い食べ物と健康の相関についての研究がないか調べてみたのですが、興味深い研究を見つけました。
結論から言いますと、
【 辛い食べ物を食べる人ほど、長生きする可能性が高まる 】
という結果が出ておりました。
(参照:本メール下部に記載)
中国の30歳から79歳までの男女約50万人を対象に、2004年から2008年の間に彼らの食生活や健康状態が調査されました。
その後、この約50万人の中で2013年までに死亡した人たちの死因や生前の食生活を調べたところ、
辛い食べ物を週に1日以上食べる人は、そうでない人に比べて、死亡リスクが10%低い
ことが判明しました。
さらに1週間のうち辛い食べ物を6日〜7日食べる人は、1日未満の人に比べて、死亡リスクは14%低かったようです。
研究者によると、注意点として胃に疾患のある人は、唐辛子の食べ過ぎはお勧めできないとの事でしたが、そこまで胃の調子が悪くない場合は、
辛い食べ物を食べる方が長生きしやすい傾向がある
と言えそうです。
そう考えると、キムチなんかは発酵物で酵素が豊富の健康効果・アンチエイジング効果に加えて、長生きの効果もあると言うことになりますね。
いずれにしろ辛い物好きには、朗報と言えそうです。
まあ今回はあくまで相関関係のデータですので、このデータだけを頼りに辛いものばかりひたすら食べるのはオススメしませんが、
寒くて辛いものが食べたくなったときに、頭の片隅で長生き効果を思い出すといいんじゃないかと思います。
余談ですが、最近そうめんをつけ麺みたいに食べる食べ方にはまっていて、めんつゆにラー油を入れると、油と辛さですこぶるおいしいことに気づきました。(ついでにごまも入れたら最強)
そうめんは夏に食べる人が大半だと思いますが、つけ麺風に食べると冬でも全然いけます。
麺が細いので、あっという間に出来上がりますし、私はレンジで茹でるので、本当に簡単にできます。感覚的にはカップ麺レベルの簡単さ。
ただし、原料の小麦は国産にこだわっております!(詳しくは2日前のメルマガを。アメリカ産小麦は死ぬほどヤバいです)
そんなわけで、長生き効果のある辛いものをおいしく食べて、大寒を乗り越えましょう。
【参照】Consumption of spicy foods and total and cause specific mortality: population based cohort study | The BMJ