- 2010-10-23
- 受験を突破するマインドセット
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
本日も、集中力とは直接関係ありませんが、受験生に向けてのお話を1つ。
受験が人生を左右するほどの一大イベントであることは、もう皆さん周知の事実だと思います。
とくに大学受験生の方にとって、この結果は人生において非常に重要な意味を持ってきます。
たとえば就職する際に書く履歴書において、「最終学歴」の覧は大半の人が卒業した大学になるわけです。
卒業した高校名を書いても、そんなところはほとんど見てもらえません。
仮に高校が無名だったとしても、「最終学歴」のところにあなたの志望している大学名で「○○大学卒業」と書かれていれば、バイトにしろ就職にしろ採用担当者はそこを見るわけです。
「この人、いい大学を出ているけど、この高校出身じゃあダメだねぇ」
なんて話にはなりません。あくまで学歴で見られるのは「最終学歴」です。
したがって、大学受験は高校受験よりもいっそう人生において重要な意味を持ってきます。
(だからといって、高校受験生のあなた!「じゃあ高校はどこでもいいや」なんて間違っても思わないでくださいね。「どの高校へ行くかは重要ではない」ということではありません。
どの高校に行くかによっても、その後の様々な可能性が変わっていきます。このあたりを突っ込んで話すと長くなるので、今回は省きますが。)
で、私が何が言いたいのかといいますと、大学受験生のあなたにとって、これまでもこれからも、
今あなたが取り組んでいる受験勉強ほどに、人生において重要な意味を持つイベントは、そうそう滅多にない
ということ。
おそらくは、大半の人にとって大学受験は人生最大のイベントになるはずです。この結果次第で、いいも悪いも人生の流れが大きく変わることは間違いないでしょう。
実は、大学3年生になってからの就職活動も非常に重要なのですが、
いま本気で受験勉強をやれない人が、そのときになって本気になれるはずがありません。
私は就職活動で素晴らしい結果を残した人をたくさん知っていますが、みな受験生のときに勉強に本気で取り組んだ人たちばかりでした。
そりゃそうです。
上記で私はわざわざ大学受験の重要性を改めて解説しましたが、そんなことはある程度皆さんわかっているはずです。大学受験がどれくらい重要かということくらい。
にもかかわらず、なんとなく流してこの時期をすごした人。「自分はそんなに頭良くないし~」みたいに勝手に変な逃げ道を作って、
本当は入りたい第一志望があるのに、今頑張るのが辛いから「入れる大学」を選んで妥協している人。
あるいは、志望校は高々と宣言してみたものの、自分の学力を理想のレベルに到達するための努力は怠っている人。
「俺も本気になれば、すごいんだぜ!まだ本気は出してないけどね」
みたいな意味不明な言い訳をしている人。
本気を出せば、誰だってすごいんです。人間なら誰でも。
「本気を出したらすごい」ということが重要なのではなく「いま本気を出しているかどうか」が重要
なのです。
つまり、こういうこと!重要だからよく聞いて下さい。
今、本気になれない大学受験生は、一生何をやるときも本気になれない
怖い話ですが、これが間違いない人生の真実です。そりゃそうです、
「今本気にならないで、いつ本気になるの?」
って話ですね。
「今はまだエンジンかかってないけど、入試本番の1~2ヶ月前くらいから本気出す予定」
みたいな人もアウト!きっとあなたは1~2ヶ月前になっても、本気になれません。
いま、本気になれる人だけが、入試1~2ヶ月前も、その後の人生の重要なポイントでも本気になれるんです。
一生本気になれない人間で終わるか、人生の要所要所で本気を出せる人間になれるか
実は今、あなたはその分岐点にいます。
10年後になってから
「よく考えたら、私が本気になれない人間になったのは、あのとき受験で本気にならなかったからだなぁ」
なんて、そのときにようやく気付くなんて悲しすぎると思いませんか。
いま、本気になって下さい。
そうすれば10年後、
「あのとき本気になったから、今の自分がある」
そう自分の人生を誇らしく語れる、カッコいい大人にあなたはなっているはずです。