- 2012-3-4
- 1ヶ月100記事企画, 睡眠効率アップで集中力UP
<12/100記事目>
今回の記事は⇒「毎朝、自分が決めた時間にしっかり起きたい人」が対象です。
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
「朝早く起きたい!」
「自分が決めた時間にしっかり起きたい!」
と思う人は多いですが、実際のところ、これがなかなか難しかったりします(笑)
毎日朝早く、自分で決めた時刻通りにしっかり起きることができれば、
中長期的に見ると、勉強の生産性というのはとんでもなく変わってきます。
本当は朝6時ジャストに起きたいのに、毎日つい目覚ましを無意識に止めたりして、結局起きるのは毎朝7時頃。
そんな人も悲しいかな少なくありませんが、その人がもし予定どおり朝6時に起きていたら、1日1時間も増やすことができるわけです。
30日で30時間、3ヶ月で90時間、半年で180時間Σ(゚д゚;)
180時間もあったら、どれほど多くの勉強ができるでしょうか。いくつもの勉強分野を終えられるでしょうし、場合によっては科目を1つ終えることすら可能です。
1日だけでみたら「あ~1時間寝すごした(´ヘ`;)」程度の軽い気持ちなのかもしれませんが、
この連続が、結局はあなたの「偏差値」や「判定」や「志望校の合格率」や「合否そのもの」にまで、影響を与えているのです。
そこで、必ず朝決まった時間に起きられる、とっておきの方法がありますのでお教えしましょう。それは、
誰かに起床時間を宣言してメールを送る
という方法です。
誰か家族でも友達でも彼氏彼女でもいいので、
「明日の朝から、6時に必ず起きるから!起きたらメールするし!」
という宣言をするわけですね。
すると、イヤでも起きられるようになります。起きて6時までに相手にメールをしないといけないからです。
メールは受信した時間がはっきり表示されますから、あなたが何時に起きたのかはそのままバレてしまいます。
寝坊して7時に起きてしまったら、もう7時に送るしかありません。もちろん相手には7時にメールが届くわけですから
「あれ!?あいつ朝6時って言ったのに、7時にメールが届いてるじゃないか!」
と、もう寝坊したのがバレバレなわけですね。「宣言しておきながら何やねんそれ」と言われるのは誰でもイヤなので、必然的に起きざるを得なくなるのです(^^)
実は、数年前に私が滋賀から上京した直後、どうしても早起きして仕事場のデスクに向かいたかったので、この方法をとりました。
誰にメールを送ったのかというと・・・滋賀の母親と妹(!)
友達に言うのは気が引けたので、とりあえず何でもOKしてくれる実家の身内に宣言してメールを送ることにしたのです(笑)
私の場合は、「起床直後」ではなく「仕事場に到着した直後」にメールを送ることにしました(結局は早起きメールと同じです)。
「7時半までに必ず到着メールを送るから!」と宣言して。。
で、都内某所にある仕事場に7時半までに到着して、パソコンを開け、
「今、仕事場に到着した。ではこれから仕事を始めます。see you」
みたいな内容のメールを送っていたのです。
さらに、単にメールを送るだけでは面白くないと思ったので、私の場合、メールが遅れたときのペナルティを課しました。かなり強烈な。
その内容は、
「到着メールが30分遅れたら、妹に1,000円やる。」
という約束(;`O´)。で、妹は何をしているかというと、まったく何もしません(笑)
私が送っているメールアドレスは母親だけだったので、そのアドレスの到着時間が30分遅れたら、
なぜか妹は自動的に銀行口座に1,000円が振り込まれる、という恐るべき仕組み。妹が一切私を応援しなかったのは言うまでもありません(笑)
が、応援してくれるとか、してくれないとか、ほとんど関係ないんですね。大事なのは、誰かに「宣言したこと」なのです。
ペナルティもあったほうがより効果的ですが、なくても「宣言」だけで十分な効果が得られます。
私がその後どうなったかはもう回答するまでもないかと思います。ちょうど今ぐらいのとても寒い時期でしたが、
完璧に、毎朝7時半までに仕事場に到着することができました。もちろん、妹は私の成功を心から嘆いておりましたが(-_-)
ちなみに当会で運営しているOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)では、この朝の「起床報告」も導入しており、
基本的にメンバーの皆さんにやってもらっています(事前に報告すれば不参加もOKで、利用は希望者のみ。ただしほとんどみんなやっています(笑))。
メンバーの中には、この起床報告システムが一番良かったという人もいるほどです(笑)。
(備考:OCPについて毎日たくさんのご質問・参加希望のご連絡をいただいてます。本当にありがとうございます。
▼OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)サービス概要&利用者様からのご感想PDF(昨年のもの) (追記:こちらのページは公開終了)
OCPは3月中に圧倒的に利便性を向上させて、リニューアル募集を開始します。興味のある方は今しばらくお待ちくださいね。)
やはり「早起き」や「決めた時間に起きる」というのは、受験生にとっては1日の生産性を左右する、かなり重要な鍵を握っていますからね。
もしあなたが朝起きられずに悩んでいるなら、思い切ってご家族や友人に「起床報告メール」をやりたいと相談してみてください。
相手はいつものメールチェックついでに、あなたから届いた起床メールの時間を確認するだけです。
よって相手にはほとんど負担にならないので、OKしてくれる可能性は高いですよ。
ちょっとだけ思い切って起床時間を宣言するだけで、
1年の受験生活で100時間、200時間も捻出できるなら、こんなに簡単に勉強の生産性がアップできるお得な話もないと思います。