- 2015-4-2
- 受験勉強のスタート準備, 未分類
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※以下、過去のOCPスピンオフ企画に
参加したメンバーのご感想です。
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【今日のご感想】
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とても充実した2週間を送ることが出来ました。
生活のリズムが出来ただけでなく、
沢山のことを学びました。
中西さんはどんなメールでも、
一行のメールでも、丁寧なお返事を下さるんです。
質問にも的確なアドバイスを下さいました。
それに、分析力が凄いというか、絶妙というか、
自分で気づかなかったことを
気づかせてくれるというか。
なんだか不思議な力があるメールでした。
中西マジックとでも言いましょうか。
とにかく素晴らしいの一言に尽きます。
OCP合宿に参加出来て本当に良かったです。
2週間ありがとうございました。
高校3年生 Fさん
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こんにちは、中西です。
3~4月は「自学自習のコツ」をテーマに
新受験生向けの話をお届けしています。
今回は、ノウハウ的な話というより
より突っ込んだ「親の年収」と「学歴」について。
よく教育をテーマにした議論で
「『親の年収』と『学歴』には相関関係があって
年収が高い親の子ほど、学歴が高くなる傾向がある。
社会全体に教育格差が広がっている」
といった話が出てきます。
つまり、いい塾・いい学校に行くには
高額のお金がかかるため、
高い教育費を払える家庭の子は、
いい大学に行ける可能性は上がるという話ですね。
さらにその子たちが親になると
また同様のことが繰り返されてしまう
・・・とまあそんな話。
実際これは事実です。
親の平均年収が一番高いのも東大です。
ただ一つ見落とされがちですが、
親の学歴が高い人は
「自分もそれくらいの大学なら行けるはず」
と思いやすい点も大きいのです。
たとえば、先日もある大学生が
「中西さん、私は○○の勉強をしたいので、
今から東大を目指すことにしました!」
と再受験の連絡をくれました。その子が在籍している大学は、
偏差値的には東大よりはるかに下だったのですが、
「私の身内や友人に東大生が何人もいます。
だから私も行けると思います」
とのことでした。自分が東大に行けると思う根拠がこれだと。
最初これを聞いてちょっと驚いたのですが、案外、受験で大事なのはこういうところだったりします。
つまり「意識の壁」を最初に乗り越えられているかどうか、という点。
親や身内が高学歴だと、こういった
「自分も行けるはず!」
という意識を持ちやすいのです。実はこれが大きい。
ではこのような「教育格差が世襲されて行く壁」は
そう簡単に超えられないのかというと、
この点について私は断言できますが、
【 教育格差など、その気になれば
思いのほか簡単に乗り越えられますヾ(´▽`)ノ 】
そう言い切れる最大の理由は、
大学に合格するのに高額な教育費は
必ずしも必要なくなってきているからです。
以前に比べてものすごーく低予算で
効率的に受験勉強をすることも
できるようになってきているのです。
その具体的な方法は無数にあり
先日こちらの記事にも一例を書きました。
問題があるとすれば、今回の話のような
【「低予算でも十分高学歴を狙える」という情報(=事実)】
に行き着けるかどうかですね。
もしくは自分で気づけるかどうか。
その情報(=事実)に行き着いたなら、
あとは意識の壁さえクリアして
マインドブロックを外してしまえば
(つまり「自分でも○○大学を狙える!」という意識を持つこと)、
教育格差の世襲ループから脱出することは
それほど難しくない時代になっています。
受験はある意味で「情報戦」でもありますが、
このゲームに勝つための情報くらいは、すでに
誰でも手に入る時代になっているということです。
P.S
教育統計学者の舞田敏彦氏が
2月1日にツイッターに投稿した
「東大生の家庭の年収分布」
と題したグラフによると
年収が950万円以上ある家庭の割合は、
東大生で57%もありますが、
一方で東大生の約10人に1人は低所得世帯ですし、
約5人に1人は年収500万円未満の家庭です。
データを見ても「低所得者だから東大は行けない」
なんてことは全くないことがわかります。
P.S2
「そもそも高学歴が重要なのか?」
という議論はややこしくなるので今回はしませんでした。
そのあたりまで詳しく知りたい方は
「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバイくらい本音で語る大学論~」
を聴いて下さいませ。