- 2011-6-16
- 志望校・進路の決め方, 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今日は都内某所にて、高校2年生のあるお母様から進路についてのご相談を受けておりました。
高2のその息子さんは私立高校に通っていてるのですが、
ご相談の内容というのが、要点だけまとめると
「今から頑張ればマーチ(明治・立教・法政・中央・青山学院)に行けるでしょうか?」
というもの。
こういう系のご相談が最近非常に多いです。とくにOCPメンバー、チャット無料体験のメンバー、その他メール・メッセージにてやりとりしている受験生の方などなど、
この数ヶ月でやりとりさせていただいてる相談内容から察するに、
「高校何年生からなら(高3の何月からなら)、どこの大学までなら行けるか?」
みたいなところで悩んでる人がすごく多いです。
高3なら、まだしもその考え方もありかもしれませんが、私は、高1や高2で
「今の自分のレベルなら、どこの大学へ行けるか?」
なんて考え方は、限りなく愚の骨頂(゚Д゚;)ではなかろうかと、個人的には思っております。
非常に多くの方が、高1や高2の方ですら、「今の自分のレベル」から逆算して、
自分の現在のレベルで行ける大学(´д`)
を探そうとしています。高1や高2の生徒さんの話を聞いていても、学校の先生から
「君の成績や模試の結果をみると、これくらいのレベルだから、この大学にしなさい」
「君は、K大志望だそうだが、国立大学にしなさい」
みたいなアドバイスを受けた方も少なくないようです。
正直言いまして、もう
「はぁ??何なの?そのアドバイス(?_?)」
と、個人的にあきれてしまうようなアドバイスを受けた話を、生徒さんから複数聞いて、最近衝撃を受けています。
そんなものがもし「教育」だとしたら、教育ほどつまらない業界もないということになります。
もちろん全員ではなくごく一部の学校の先生だと信じておりますが、
一部であっても学校でそういった
「今の自分のレベルで、行ける大学をねらえ」
というような、くだらない進路指導があるとしたら、
私としては怒りを通り越して悲しくなってしまいます(T-T)。そりゃ生徒さんは混乱してしまうでしょう。
先月スタートしたOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)で、
私は無料体験の方もふくめて、先月20人以上の高1~高3、浪人生の生徒さんと、
1人平均2時間以上にもおよぶ「チャットコーチング」を行っておりました。
そして、その半分以上の方が、5月末時点でまだ明確に志望校が決まってなかったんですね。
もちろん、「まったくどの大学に行きたいかの目星すらついていない」という、そこまでの人は一人もいませんでした。
みなさん、ある程度2~3校程度までは志望校の目星をつけていたのです。が、そこから先
「どうやって志望校を決めたらいいのかわからない(T_T)」
みたいな状況の人が多かったのです。志望校が最終的に決まらない理由は、人それぞれでした。
志望校を決めると一口に言っても、いろいろな判断基準があるからです。
判断基準が多い上に、学校の先生から納得いかないアドバイスを受けて、
「私はどうしたらいいんでしょうか(ToT)」
的な迷いの袋小路にはまっているような人が本当に多かったのです。
なので、私は半数以上の人と、1人2時間かけて志望校の話を延々とつめていきました。
「いや、A君、そうじゃなくてね、志望校の決め方としては、○○○のように考えたほうがいいよ。
そのためには、△△△した上で、□□□のように考えて決めればいいと私は思います。
そうやって志望校を決める方法、どう思いますか?」
という形で、私なりの志望校の決め方をお伝えします。
ただし、その方法を一切強制しません。それがコーチングだから。
そのやり方を伝えたあと、必ず、
「どう思う?」
「本当にそう思いますか?」
「本音でどーぞ」
と、くどいくらいに生徒さんの意思を確認します。
そうやって生徒さんがどう感じたかを本音ベースで聞いた後、本人が心底納得している場合のみ、
より深い志望校選びの最終段階に入っていきます。
この方法で、結果、どういうことが起こったのかというと、
私がチャットコーチングを行ったあと、全員、心底納得できる志望校が決まり、
超がつくほど、ものすごくやる気に火がついた状態になってくれました。
「この2時間は、僕にとってものすごく意味の大きい2時間でした!本当にありがとうございました!!!」
的な、ハイテンションの終わり方をします、毎回必ず。
正直、チャットコーチングのあと、ここまで見事に全員がやる気を燃え上がらせてくれることになるとは、
ある程度予想はしてましたが、実際のところ、私自身が一番驚いたかもしれません(笑)。
では、チャットを使って、一体どんな流れで志望校を決めていったのか?
その流れとは・・・
うーん、書こうかと思いましたが、あまりに長くなりすぎるのと、旬のテーマでもないと思われますので
興味のある人が多そうだったら、次回に続けようと思います(笑)。